CUT A REVIEW

魔法少女リリカルなのはA's フェイト・テスタロッサ グッスマ版

メーカー:GOOD SMILE COMPANY 発売:2006/11
原型製作:川崎和史 製作協力:ねんどろん

メーカー希望小売価格:5,800円(税込)

玩具

おおよそ、サンプル写真をが発表された瞬間から「この冗談みたいなバルディッシュザンバーはどうするんだろう?」と思っていたフェイトですが、延期に次ぐ延期の末いよいよ発売されました。
その存在感たるや、箱を開けバルディッシュを組み立てた瞬間に、このでたらめにでかい剣をどうやって撮影したものか頭が痛くなるほどでした。

「なのは」のレイジングハートがフィギュア化の際にどの形態で作られるのか気になるように、「フェイトの」バルディッシュについてもやはりどの形態で作られるのかが気になっていましたが、インパクト優先なのかザンバーフォームが選ばれるのが多いようですね。
個人的にはサイズモードが絵になって立体映えするのではないかと思ってるのですが…よりにもよってありがたいことにあの「ムービック」さんから発売されることが決まっています。
あれ?なんでまーしゃ泣いてるの?うれしなみだ?

今回発売されたグッドスマイルさんの「フェイト」は、各メーカーから発売の決定しているフェイトの中でもトップバッターでありますが、相方の「なのは」についてはグッスマさんは最後発でまだ発売されてません。
その為、同メーカーから「なのは」&「フェイト」が揃うのはもう少し先になりそうです。
我が家に最初に揃うのはひょっとしたら「ムービック」製かもしれませんけど…。

ツインテールにひるがえったマント、そして大剣…基本的なフォルムはそれぞれ素晴らしいできであると言ってもよいですね。
…ですが、全体的に塗装についてはやや荒い仕上がりというか、本体の赤いベルトの塗りなどがイマイチです。
色移りしやすいパーツが多いこともあるせいか開封直後でも若干塗装汚れも散見されます、個体差と言えるレベルではあると思いますが…。

台座の魔法陣は非常に凝った造りで凹凸含みで表現されたもので、非常に見栄えのするものとなっています。
ただし、本体を固定する為のダボが短いせいか、ただでさえ大剣とマントでバランスの悪いフェイトに対して安定感悪いものになってます。

最後にマント及び腰のスカート(?)部分が外せる構造となっている為、首と腰の部分で分割することが可能なのですが、前述の通りマントなどの重みで非常に不安定なこともあって非常に外れやすいです。
特に首はマントとギリギリの大きさではまっているので、かなりキツキツでハマリが悪いです。

…とは言え、やはり小さい娘に大きな剣というのは、萌え度を二乗する法則の通り、絶対的に勝利が約束された製品だと言っていいでしょう。

このインパクトはきっと何にもまして優先されるべき要素だったんだろうね…飾るスペースはどうしよう

かなり角度を限定したとしてもやや残念というのは、期待度からの反作用でしょうか。
髪の毛がなんとも眠たい作りの為、非常に野暮ったく見えていまい、せっかく非常に絵になるたなびくツインテールも魅力半減です。

あとはやはり顔の塗りが作りと相まって、平面的に見えてしまうのも生気を感じさせず、必要以上に作り物感があふれてしまってます。
表情が凛々しいのも結構ですが、もう少し茶目っ気のある作りの方がうれしいんですけどねぇ…。

やはり見どころは、刀身だけでもフェイトの身長より長いバルディッシュ。
半透明のプラ製の為大きさの割に軽く作られていますが、やはりその長さから補助なしで安定させることはできなかったようです。
透明の固定用のバルディッシュ用の台座が付属しています。

存在感たっぷりのバルディッシュ、ここまで大きいと清々しい、台座なしで安定できたらもっと良かったけど
ポーズに動きがあればもっと迫力があったんですけどね…

前述の通りマントと腰のベルトは外すことが可能です。(ただし、腰のベルトは若干接着されており外すとダボ穴が見えちゃいます)
微量ながらエロス分をアップさせるフォームとしてお楽しみください。

マントはハズしたけれど、やっぱり不安定なのは腰のダボがちょっと小さいからかもしれません。
ひょっとしてこれ本来は接着されてたもんなのかな?腰のベルト外すことに意味を感じないなら接着した方がいいかもしれませんね。
まーしゃはしませんが…。

微量ね微量…でもそれでもやっぱり
腰のダボ穴は残念ですが、エロス分のアップの代償としてならば小さい小さい
小さくてもイイものはイイ、小さい方がいいと言うこともある
なんだかんだ言いながらムービックのなのはさん
遠くから見る分にはかっこいいよね(実は結構好き)
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