CUT A REVIEW エクセレントモデルCORE TSUKASA BULLET -司弾- (2)MARIKO IMAI

玩具

光あるところに影がある…

今回メガハウスさんから発売された「エクセレントモデルCORE TSUKASA BULLET -司弾-」は2つの製品がリリースされた訳ですが、発売日当日の売り場の様子はなかなか極端な物量の差を感じさせられましたが…みんな本当に脱衣好きだな。

発売日が重なるとどうしても話題が偏ってしまったりするのは、フィギュアに限らずありがちなことではあります。
実際、「MIZUKI」と同時でなければ大騒ぎされるデキであると思うのですが、メガハウスさん的には今回はガンダムSEEDものとあわせて5製品を同時期にリリース、「二兎を追うものは二兎とも取れ」とはどっかのおばあちゃんが言ってたかもしれませんが…そりゃさすがに。

そんな訳でチャームポイントが非常時わかりやすく、パッケージをのぞいた瞬間にｗｋｔｋする魔法がかかる「MIZUKI」さんに対して、もしかしたら「はいてないかも？」がチャームポイントだった「MARIKO」さんは、パッケージ内をのぞいた瞬間に魔法が解けてしまうのが敗因だったかもしれません。
（この時点で敗因とかいうな）

脱衣と対照なそのつくり…

かたや全裸に近い状態までになることがウリ、こちらは局所的な露出が魅力…よりマニアックな趣向の持ち主向けというところですね、まーしゃ的にはなかなか微妙なところではありますが甲乙つけがたいと言っても良いくらい基本的なデキは素晴らしいです。
キャストオフの化身みたいなあの「MIZUKI」と比較してここまで言わせるだけでもたいしたもんですね。（まーしゃがマニアックなだけという線は捨て切れませんが）

全身のガジェットの作り込みが尋常じゃないと言っていいくらい凝ってます。
パール塗装のコスチュームは、気になる塗りむらも見られず、綺麗でかつ光沢がなんとも言えないエロス度上昇に一役買ってます。（ツヤ好き）

お顔と表情

顔の表現そのものは元絵からしてやや好き嫌いのあるところ故か若干クセがあると言えそうですが、それでありながら、全体としてみるとポーズとマッチしているせいか、わりすんなり受け入れられそうですね。

宇宙服がモチーフなんでしょうが、よくわからない装備も非常に細かな作りでむやみに完成度高いです。

今回のみどころ…そのいち

今回のシリーズは、「MIZUKI」共々非常に完成度の高い装備品やコスチュームで驚かされました。
「MIZUKI」の脱衣の仕組みについては、もはやそれほど目新しい要素ではないのですが、「脱げればいいという訳じゃない」という主張を感じましたし、今回の「MARIKO」については脱いでなくても見せ方次第という基本的な事を教えてくれた気がします。

…とは言いつつ、「やっぱり上着脱げて欲しかったよ」、と今までの口上が台無しになることを承知で言いたい。


細かなガジェットの作り込みと綺麗なパール塗装は非常にゴージャス



ワッペンやコスチュームのモールドも精巧なつくり



こうしてみると、キャストオフがウリのMIZUKIに真っ向からコンセプトがぶつかってるような気がしますこちらはがっちりと装備を固めて局所的露出がウリとなってます