CUT A REVIEW

サムライスピリッツ 天下一剣客伝 いろは アートストーム版

メーカー:リリックス  発売:2006/12

メーカー希望小売価格:6,800円(税込)

玩具

いち早く手に入れることができた早く出ることだけが魅力だったTGS限定カラー版から待つこと三ヶ月近く、ようやく発売された通常版カラーの「いろは」アートストーム版です。そもそも限定カラーが先に出ること自体が微妙な気がしますが、それにしてもやけに待たされたもんです。

ゲームキャラ、それも2D格ゲーはオフィシャルなイラストイメージはあっても、やはりゲーム画面で動くドット絵キャラが魅力的である為か、昔から絵師による個性的な解釈を吸収し、そのキャラ自体の魅力として成しているところがあります。
当然フィギュアにおいてもそう言うところを強く感じるのか、WFなどのイベントでも依然として人気のジャンルですね。

その中でも、ここのところひときわ目立っていたのが「いろは」ですね。
そんな数ある「いろは」の中でも、 今回の原型製作「ケルベロスプロジェクト」さんの「いろは」は、イベントでも見た時から憧れていた作品の一つで、「鉄虎竜」さんの「いろは」と双璧をなすものではないかと個人的には思っていました。。

あちら(鉄虎竜いろは)は、来年「グッドスマイルカンパニー」から発売することが決定し、非常に穏やかな心もちでその発売を待っているまーしゃですが、今回の製作は「Long Goal Industries」、販売はアートストームということで…う〜ん、ちょっとドキドキして発売を待ってました。
パッケージを見た瞬間、その箱のあっさり過ぎる作りシンプルな作り微妙にダ○キさんちっくな雰囲気を感じて、もっとドキドキしました。

ブーン(AA略)なポーズが特徴的ないろはを(やな特徴付けするな)、オリジナルのイメージ以上にかわいらしく立体化出来てるんじゃないでしょうか。
手に持った無骨な刃と相反する愛らしさあふれる雰囲気が見事に表現されてると思います。

しかし、片足立ちのフィギュアは少なくないですが、ここまでPVCの経年劣化に対して挑発的な作りというのも珍しいご無体なまでのつま先立ち、この果敢にチャレンジした結果がどんなものなのか気になりますが、まぁ暖房程度でへたれることはないだろうね?心配するのは来年の夏の話ですよね。

似てる似てないは置いておいて(この時点で察することはできるけど)、個人的には一番かわいらしい「いろは」ですね。
顔は相当ロリっぽく作られていて、こうしてみるとかわいいメイドさんにしか見えませんが、ちょっと視点を下に下ろせばかわいらしいじゃ済まない凶悪なボディーが付属してることを考えると…非常に犯罪的ですね。

首輪(?)のアクセサリーのせいで若干首が長く見えちゃうところがありますが、少なくとも顔だけはどの角度から見ても非常にかわいらしくて(微妙にトゲがあるな…微妙じゃねぇよ)、逆の事例なら山ほどある昨今のフィギュアの中でも珍しいと言えるかもしれませんね。

まず残念なお知らせです、既にTGS限定版でご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、デフォルト脱衣はできません
…には違いないんですが、この状態でも胸についてはほとんど先端まで見えちゃってるので、これはこれでイイかなぁ…とも思えますね。

服の構造的にも、その内部の明らかに無用に凝ってるシャドウの入れ方と言い、間違いなくやってしまえばやれるとは思うのですが、脱衣というより分解に近い作業工程が容易に予想つきますので、せめてレビューしてから取りかかりたいと思うのですがどうでしょう?

PVCの限界にチャレンジするかのようなポーズと、いろんな意味で限界に迫りつつあるバストが素晴らしい…もちろん性的な意味で
一見、後ろの帯でも安定させてるのかと思ったけど、関係なさそう
こぼれる…こぼれるから!
胸はちゃんと先端まで作ってますよ、色は塗られてませんが…
クリエイティブなキミは自分色で塗ってみるのがいいんじゃないかな?
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