CUT A REVIEW

SRDX KOF MAXIMUM IMPACT 2 B・ジェニー(2P水着Ver.)

メーカー:ユージン 発売:2006/12

メーカー希望小売価格:3,650円(税込)

玩具

餓狼伝説シリーズと言えば、カプコンの「ストリートファイターシリーズ」と共に格ゲーを盛り上げてきたSNK、その方向性をある意味一変させたシリーズであり、格ゲーに必要以上にキャラクター性を盛り込んできたという点では、「餓狼伝説2」のアレを見る限りこちらのシリーズの功績が大きいかもしれませんね。

不知火舞から始まり、ナコルルやKOFシリーズの人気キャラクターを連発してヒットしていたあの時代、メインターゲットと思われた男の子向け以外にも、明らかに違う方向のファン層を掘り起こしたという点では、その後の格闘ゲームに(に限らないな)非常に大きな影響を与えたと言えるでしょう。

そんな「餓狼伝説シリーズ」も順当にシリーズを重ね、NextGenerationものとしてリニューアルされたのが「餓狼 MARK OF THE WOLVES」、「B.ジェニー」の初出ゲームになります。

「餓狼伝説シリーズ」のリニューアルというとそれ以前に「餓狼伝説 WILD AMBITION 」というネオジオ64という今となっては存在すら忘れ去れたハードで作られたものがあるのですが、3D格ゲー化(ゲーム性は2Dとたいして変わらず)ということと、微妙にスパッツ分を補給できそうな女キャラがいたのは覚えてる程度しか記憶にありません。(PS版まで発売されてたりするけど)

超脱線しましたけど(なにを今更)、「餓狼 MARK OF THE WOLVES」は前作キャラの息子や弟子(極限流の弟子まで)の登場によって旧作とのつながりを感じさせるキャラクター性や、ゲーム自体も「ストリートファイターIII」とは強引に差別化を図ったゲーム性などもあり良作だったと思います。

登場キャラクターもショタ、ロリからSNKのもはやお家芸になっていたメインターゲット層に対してものすごい直球な新キャラと旧作からテリーをセットで用意し、かつ色物担当(アフロ)まで兼ね備えた本作はSNKが「KOF」シリーズで培ってきたノウハウを存分にフィードバックさせたものでした。

ちなみに「B.ジェニー」は乳(もしくは脚)担当として人気の一角を担ってそうでしたが、ロリ担当の「双葉ほたる」は妹キャラの上に、超必殺技が騎乗位で相手の上に乗っかりフィニッシュという、お前はむしろ「豪傑寺」シリーズの方が相応しいんじゃないか?というハジケたキャラだったのでジェニーは微妙な立ち位置に…。

そんな「B.ジェニー」でしたが、KOF-XIでは「MoWチーム」に、KOF MI2にではアナザーカラーまで用意され面目躍如というところでしょうか。
本製品はKOF MI2のアナザーカラーを製品化ということでなんでこっちが先に発売されたか謎ですが、「ノーマルカラーの方(RA)」も発売が決まってますね。

個人的には「ほたる」を…それも騎乗位超必ポーズでよろしく、アナザーカラーは当然スク水になるよね?(ねぇよ)

最近は出来が良いのが多かったですからねぇ、なんというかちょっと懐かしさを感じるそんな雰囲気があります…別にイイ意味ではなくて。(ぉ
確かに比較的リーズナブルではありますが、作りといいクオリティといい、ガチャフィギュアをそのまま大きくしてみましたという印象を拭えないところがあります。

ユージンさんも「ローゼン」シリーズなんかは低価格ながらやたら高クオリティさを感じさせる時もあるのですが、力の入れどころが適切という事なんでしょうか。

口の表現が微妙というか、非常に角度を選ぶところであります。
もっとも、元のゲームも2Dの頃(MoW)は結構かわいらしく見えたけど、KOF MI2の3Dキャラは、妙にケバいおねぇちゃんになっちゃったからこんなもんかな?

帽子などのアクセサリーは取り外し可能、髪の毛や肌のテカリをフラット吹いて抑えれば、少しはマシに見えるようになるかもしれません。

キャストオフ可能と言うより、パッケージに入ってる状態はビキニのみなんでコスチューム及びアクセサリーを取り付けた状態になります。
腰に巻いたチェーンはなんとも安っぽいんですが、羽織った上着はなかなかよろしいですな。

全体的にむっちりとした印象のプロポーションはよろしいのですが、やはり肌のテカリのせいで安っぽく見えてしまうの残念ですね。

この尻に騙された(人聞きの悪いこというな)
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