CUT A REVIEW

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ マックスファクトリー版

メーカー:マックスファクトリー 発売:2007/02
原型製作:黒田真徳 (マックスファクトリー)

メーカー希望小売価格:3,990円(税込)

玩具

WF限定品のレビューも終わり一段落したところですが、ふと部屋の片隅(とは言えないくらいの)未開封ゾーンに目を向けてみると、それはもう見たくないようなもはや塊になってる気がするまーしゃです。(挨拶)

年度末に向けて販売店もネットショップも在庫一掃の為のセールが盛んに行われており、特価品ワゴンや特売セールのページを見かける度に、一度はスルーしたものの「この値段なら…」と思わせるものも多数あったりして、うれしい悲鳴を上げつつ確実に部屋の一角を侵食しつつあります。

さて、そんな中「いまさら感」の非常にお高い一品、半月ほど前に祭を引き起こした「涼宮ハルヒ マックスファクトリー版」です。
ここ数日、同シリーズの「長門」においては公式発表後、通販ショップ、リアル店舗を問わず予約殺到、最近のジャンプ風なあおりで言えば「大予約時代の到来」ですよ。

いやいや最近の注目作は本気で毎回争奪戦の様相を呈していて発売日の夕方には既に店頭から姿を消してる製品も少なくないですからね。
もちろんハルヒもその中のひとつで、当日ゲットするには高い行動力と運などが必要と…まさに「天・地・人」の揃った選ばれし者のみが手にすることのできるレアアイテムだった訳ですが…。

そんな厳しい条件をまーしゃが満たせるはずもなく(地の利は恵まれてる方か)、こんな事もあろうかと言う時に、微妙に頼りになるAmazonさん
でも、これって今考えると予約できてたの結構ラッキーだったのかもなぁ…。

発売日当日の狂騒具合から見るに「ハルヒ」ですらこれですからねぇ、「キョンの妹」が発売される時はどうなっちゃうんでしょうね。(そこは普通「長門」と言うところだよ)

すいません、まーしゃ的には涼宮ハルヒより涼宮遥、遥かより茜という人なので…他意はないのです。

元絵の再現度という意味では文句のないデキであることは、元絵に対してそれほど思い入れの無いまーしゃですらはっきりとそれと意識できる程のものです。
サンプルが発表された時点で「ハルヒだけれどこれは買おう」と思ったのも自然と言えば自然ですね。

さりげなく一番すごいのがこの表情ですね。実にハルヒだと思います、ハルヒ以外のなにものでもないというか、「このかわいくないかわいさ」がいやになるほど再現できてると思います。(おいっ、おもて出ろ)

一時出荷分に対しては個体差が多く見受けられ、特に髪の毛については塗装精度が今ひとつという話を聞きましたが、比較的良品を引けたようです。

ハルヒの髪型は作りによっては結構野暮ったくもっさりした立体物になりがちだと思うのですが、これはどの角度からみても破綻することのない作りで妙に活き活きとした表情が実にらしいものになってますね。

素晴らしいハルヒらしさ
パンツの自体は淡泊な作りではありますが、
超先生超監督バージョン

スカートは接着されていて外すことはできないらしい…というのは聞いていたのですが、上半身と下半身自体は接着されてないんですね。
これでわざわざスカートだけ接着しているのは(それもやたらと強固に)、ハルヒの嫌がらせということでしょうか…。

なるほど、確かに敬虔なファンであればこれほどのデキのものを悪く言えば破損させるようなことはできないでところでしょうが、ここはレビュアーとしては心を鬼にしてトライするのが矜持というものでしょう。(しれっと、レビューのせいにすんな)

スカートは一部分が最強に強まって接着されてるので、もし覚悟があるならがんばって引きちぎるぐらいの心持ちで行ってみてください。(本気にしないように)
見返りを考えるにリスクを負ってやるほどのものでは無いとは思いますが、スカートの外れないハルヒなどいらん!という同志変わった方はどうぞ。

こうしてみるとスカート履き忘れたようでよろしいですね。スカート履き忘れた娘に悪い娘はいないとえらい人が言っていたようないないような…、そんな娘は地球上には絶対に生息していないと思いますけど。

応急処置で左手付近のパンツの塗装が剥がれた程度で済みましたが、やっぱりすぐ色移りしちゃいますね
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