CUT A REVIEW
まぁ、製作アルターということなので恐らく後者ではあると思われますが、今後はコラボレーションに名を連ねているだけで不安になるという心配はもう必要無いんじゃないかと思います。(…ちょっ、今後はって今までどう思ってたんだよ)
アニプレックスxアルターxハピネットの3社コラボレーション企画という聞き心地としては豪華だけれど、製作がドコなのかハッキリするまでは予約する気になれないドキドキするのは、今回のコラボレーション企画に限った話ではありませんけどね。
メーカーでそのフィギュアの完成度が決まる訳ではありませんが、PVCの量産製品である以上雑誌などのサンプル写真や、イベントなどでサンプルを直接見たとしても劣化が気になるのは、今までいろいろな顛末を多々味わったりしてるからでしょうね。
特に、最近はサンプルに対してその変わり果てた姿に対して「ええ〜っ!」っと驚かされた記憶も真新しいですしねぇ…黄色いヤツだよ、グリフォ(ry
そんな訳で、まーしゃも去年冬に開催された美少女フィギュアコンベンションのハピネットブースで展示されていたサンプル品を見た時から、自分の目を信じればハピネットさんがどう絡むかによる劣化さえ無ければ、これは素晴らしいものが来る…と予感し、密かに期待していた訳であります。
さてその期待作が、こうして発売日からズレた今更っぽいタイミングでレビューをすることになったのは、「自分の目を信じられず」発売日当日に、キャプ翼におけるゴール前のスルー要員井沢君のように華麗にスルーしてしまったからだったりする訳です。
翌日、余所さまのレビューを見て素晴らしさを再確認し、「いまかいにいきます」…と慌てて出かけた愉快なまーしゃさんでした。(買えたから愉快ですんだけど)
制服バージョンということで既に水着バージョンについてはイベントなどで発表済みとなっておりますが、露出度の高さがエロさの全てではないということですね。
ひねった腰つきが非常に特徴的ですが、なによりタイトスカートがすごい事になってます。
塗装については、際立ってスカート部分のグラデーション表現に自然と目がいってしまうところですが、全体的に適度な陰影表現が施されておりかなりカラダのラインが強調されるポーズとあわせて、立体映えする仕上がりになってます。
二次元絵だと容易に萌えポイントを稼ぎやすい(超主観)舌をぺろっと出した小悪魔ちっくな表情は、フィギュアでも表現したくなる魅力があるものですが、笑顔以外は難しいようで、特にPVCの量産品だと成功例が少ない気がします。
…が今回は、非常にうまく表現できてますね、ちょっとたれ目気味の表情とあわせて可愛らしいつくりになってます。
この表情にして、どの角度から見ても破綻のない表情であるのも素晴らしいです。
髪の毛も実にアルター製っぽい感じで非常に細かくたなびいた表現をシャープに捉えており、精細なグラデーション表現とあわせて独特の雰囲気を作り出してる気がします…かつらなのにな。(ほっとけ)
こうしてみると、実にアルター製というのが納得というか、非常にらしい仕上がりです。
これでもかと言わんばかりの髪の毛の細かいつくりや、グラデーション具合で殺すと言わんばかりの気合いの入った正しいねらい所に集中した陰影具合は、呆れるほど適切です。
これ見る限りスカートが脱げるとかもう関係なくね? |
実にタイトです、撮影は難しいけど見るだけなら簡単 |
最近では珍しくもないキャストオフ、それもスカートなんてもう外れない方がおかしいくらい。(いや、そのりくつはおかしい)
…とは言え、なんとなくこのキャラについてソレは無いんじゃないかと思ってたんですよね。
小学館様の作品だしな…というのが漠然とした思い込みではあったんですけど、そういやあそこって「美鳥の日々」で思いっきり時代を先取りしたものを出してたりしましたしね…そういえばアレは当時レビューしなかったから今度撮影してみよう。
スカート脱がしてみてもエロさ的には変わらないくらいと言っておいてなんですが、やはり重要な要素である事を再確認させてくれるますね。
下着そのものはやや淡泊なつくりですが、ツボを抑えたシワのつくり込み具合が、悔しいが購入意欲をむやみに掻きたてられます。
スラッとした脚の素晴らしさを堪能する為にも外す |
水着バージョンにいやが上にも期待したくなると言うモノ 今度は大丈夫 |
RA:焼きたて!!ジャぱん 1/8 梓川月乃 パンタジア制服Ver. |