CUT A REVIEW

一騎当千 Dragon Destiny 関羽雲長 成都学園制服Ver. タキ・コーポレーション版

メーカー:タキ・コーポレーション 発売:2007/09

メーカー希望小売価格:9,240円(税込)

玩具

恐らく昨日今日とフィギュアレビューサイトにおいては、各所で「金髪全裸祭り」が開催されていることでしょう。
ええ、もちろんまーしゃも何個買おうか迷った結果にこそ後悔したものですが、箱を開ける前から圧倒されそうな潜在的肌色率を感じ、撮影するのが楽しみです。

■ 参考:金髪全裸祭り開催中ホビージャパン イズルハ 黄金の歌姫Ver. (幻奏戦記ルリルラ)レビュー
アスまんが劇場さん、foo-bar-bazさん、徒然Blogさん、怪人の集会所2さん。Orange Empireさん

…とは言え最近は、いたずらに脱衣ばかりの話題が先行しがちなところがあり、「脱衣無くしてヒットは無いのか?」、「脱げりゃそれでいいのか?」と最近の風潮にはいろいろ考えさせられるところもあります。(今日もおまえが言うなスレは盛況ですね)

そう言った命題に対して問いかけたい一品が、タキ・コーポレーションさんの「キャストオフ&コンパチ式フィックスフィギュア」シリーズです。
このシリーズの一作目にあたるイルファ(AM)を初めて見た時はToheart2 モノゆえ、てっきりコトブキヤさん血迷ったかと思いました。
キャストオフって、もうすっかりそういう用語の位置づけなんですねぇ。(「キャストオフ=脱衣」 フィギュア業界で公式に採用されたぽいアキバBlogさん)

昨日出遅れちゃったからとか、どうにもクオリティ的にもてあましてたのでこのタイミングなら言える的にレビューしたとか、つまりはそう言う的要素もあるんだけど、思いつきで行動するものではないなという教訓をまーしゃに残し…。

話の流れ的にいわゆる「キャストオフ」的フィギュアに対してのアンチテーゼ的な回答を出せるかと思ったのですが、「脱げりゃそれでいい」とは言わないが「やっぱり脱げた方がいい」という結論になってしまいました。(ああ、無情)

ぱっとみは、思ったより悪くないフォルムですね。
手首の上辺りにダボで固定する青竜刀が全然持ててないという点はご愛敬として、服の分割線が目立つのはキャストオフとの兼ね合いと考えれば目をつむって、大量のツヤツヤ感はそういうプレイだとして見れば、悪くない気もしますでしょう?(多いな、妥協点)

苦言を言えば、青竜刀の作りがちょっと適当すぎるというか、「刃」の部分を柄にはめるのにも難儀するほどだったり歪んでいたりと、製品コンセプトに対してのウェイトを検討した結果であると言えば、それは正解、仕方ないというところでしょうか。(ぉ

そうは言いましたが、確かに脱衣にこだわったというか「脱げればOK?」という命題に真っ向から取り組んでいると感じるのは、セーラー服、スカート共に裏面クリア成形となっており、色移り対策については確かにグッジョ!

これ、確かにチカラの入れどころとしては、正しい…正しいのか?

単色の髪や、ややもっさりした髪の表現など、最近の製品レベルと比べるといささか目劣りしますが、目の表現とポーズにあった表情はなかなかよろしいです。
一騎当千の関羽については、非常に様々なメーカーから発売されていますが、顔についてはなかなか上位と言ってもいいですね。

本作品、「キャストオフ&コンパチ式フィックスフィギュア」と銘打っており、その名称自体にいろいろとツッコみたいところではありますが、確かにコンポーネントはやけに充実しています
僕の好きな「リボルテック ソルティック」から見て羨ましくなるくらいです。(リボも製品によって差がでかいよなぁ…)

いわゆる脱ぎかけあってこその全裸フィギュア、「クイーンズブレイド」シリーズなどを見ても確かにそれは大事な事ではありますが…。
通常制服(上下)、ダメージバージョン制服(上下)、パンツ…と、ホント製品コンセプトに対しては実直な作りだなぁ。

脱がせる前提の割にはフィット感のあるおパンツ、今後のクオリティ次第では大化けするポテンシャルを感じますね

さて、ダメージバージョンです。
通常の状態でも十分丸見えだったと思いますが、遠慮無く破れまくってますね。
通常版かこれかどちらかでもいい気もしますが、バージョン違いを臆面も無く後出しし続けてくれるよりは良い気もしますね、グリ(ry。

ギリギリって感じですね…というか見えてますけど

ツヤツヤ真骨頂の全裸モードです。

さすがに、ここまで隠すものが無ければ、分割線の処理はどうしようもないというか、メガハウスさんの一発抜きがいかに素晴らしいかがよくわかるでしょう。
「イズルハ」さんは金髪の悪魔として後世に名を残すかもしれませんね。

しかし圧倒的な肌色率、確かに苦言を呈したところも多々ありますが、この製品コンセプトは素晴らしいというか、非常に思いっきりの良い考え方ですね。
特に肌のツヤツヤや、塗装精度が高まったりすると、より魅力的なものになると思います。

この後も、いいんちょ(AM)や郁乃等、どこまで行ってくれるのか期待しています。
…ただ、「こっち(AM)」は、少し考えた方がいいと思うな、いろんな意味でもったいないから!

近くで見ると、どうしても肩の分割線が気になってしまうところはありますが
こうしてみると、ツヤツヤ肌も悪くない気がしてきたよ?
RA:一騎当千 Dragon Destiny 関羽雲長 成都学園制服Ver. タキ・コーポレーション版
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