CUT A REVIEW
最近はフィギュアのサイズも大サイズ化の傾向があり、1/6サイズ以上の大きさのモノも少なくなってきて、大きなサイズの方がいろいろと性的な意味でうれしいこともあって、まーしゃ的には大歓迎の風潮です。
そんな風潮の一角を担っているのがFreeinngさんの通称デカハルヒシリーズな訳ですが、 本来ならばシリーズ第三弾目として予定されていた「鶴屋さんバニー」ではありますが、延期につぐ延期により第四弾の「キョンの妹(AM)」に発売順序を抜かれる始末、「ひょっとして発売中止か?」と不安になったりもしましたが、ようやく発売されました。
その間に「バニー長門(AA)」の予約は例によって即終了となり、このシリーズまーしゃが唯一店頭で(しかも割と余裕で)予約できたところに、なんとなくキャラ人気の妙を感じたりもしましたが…やっぱタイミングというのは重要ですよね。
その「鶴屋さん」ですが…はい、もちろん知ってますとも「ちゅるやさんの元の人だよね」(知名度は本家以上というのは本当だと思います)、「めがっさにょろ」とか言う人でしょ?(お前のそのペガッサ星人っぽい発音が怪しいんだよ)
スモークチーズと一緒に愛車のスモークガラスに描かれたりする人ですね?(ぉ
このシリーズ、今までのラインナップが座り込んだスタイルのものばかりのこともあり、1/4サイズという割には大きさも目立たず、箱の大きさも店頭から持ち帰るとしても「箱でかっ!」と笑って済ませられたところがあったのですが…。
今回はおしりを突き出すような中腰姿勢と言う事もあり、手加減無しのこれが1/4サイズの本当の実力かという存在感!
箱も容赦ない大きさとなっており、通販にしなかったことを多少後悔するほどでした。
省コストに対しての配慮なのかお座りフィギュアということで台座無しという、少しでも地球にやさしいポリシーを通していた本シリーズですが、さすがに立ちポーズとあっては台座無しという訳にはいかなかったようです。
鏡面仕上げの台座が付属しており、本当ならキョン妹かハルヒについてればもっと効果的なのに明らかに自立の障害になっているボリューム満点の後ろ髪を支える補助棒が付属しています。
一応、撮影中は補助無しで自立させる事が可能でしたが、手に持って普通に重いと感じる髪の毛部分だけに、素直に支えた方がよろしいでしょう。
何より目立つ垂れ下がった髪に、半身隠れるようになっていますが、そこからつき出すように見えるおしり部分が真骨頂です。
ウインク&大口開けという、双方とも賛否の分かれがちになる二大要素を併せ持つ表情となっており、例に漏れず前評判も賛否が分かれてましたね。
華やかな雰囲気を醸し出しているという意味では、ポーズにあっていてよろしいと思います。
大サイズフィギュアに常に付きまとうサイズ対比の情報量に関しては、大味に感じさせない髪の毛の塗装と、うさみみ部分の質感良好の塗装などこのシリーズ通して安定したクオリティと言えます。
そういえば、今回は首の部分がボールジョイントではないのですが、ポーズ的にも質量的にもこの髪型で安定性を考えると必然だったのかもしれませんね。
裏技的に楽しんでいた首のすげ替えができないのはちょっと寂しいところですね。
そのおしりが全てと言っても良い…なんかいつも言ってる気もしますが、このサイズにしてこのポーズはならぶもの無しの迫力です。
写真では伝えられないのがもどかしいですが…。
このところ多段脱衣(格ゲー用語みたいだな)が多かった事もあって、撮影は楽かなと思ったりもしましたが、なにしろこのサイズでかつこの高さのフィギュアというのは非常に撮影しづらいものがありました。
特に半身を覆うばかりの髪の毛によって、撮って楽しいアングルが限られてしまうため、特定の部位ばかり写してしまいがちで編集時にびっくりしたりしたものです。
おしり以外にもこのシリーズ伝統のバニースーツの隙間感とピッタリ感のアンビバレンツ |
この張りのあるおしりとおなか部分のしわの出来方とか…できるっ!って感じ |
そしてこの網タイツの質感は、そりゃ本物使ってれば勝るモノ無し |
RA:涼宮ハルヒの憂鬱 鶴屋さん バニーVer. 完成品フィギュア フリーイング版 |