CUT A REVIEW
「第一弾(AM)」の時に比べて絶望的な品薄感も薄れ、比較的入手もしやすいのではないかな?と、根拠のないあま〜い予測に一縷の望みをかけていましたが、毎度発売日の売り場を速報してくださるお方のおかげで、いち早く夢も希望も無い売り場を想像できるのは幸せな事でしょうか?(挨拶)
…とは言え、それにつづく「ファンネる?(動詞)」の合い言葉の元、おかげさまで発売日当日に手に入れる事ができました上に、素敵な引き合わせまでしていただきまして、本当にありがとうございました。このお礼はリフレクタービットる(動詞)ことでいつかお返ししたいと考えております。
さて、そんな訳でせっかく手に入れながら出遅れたレビューとなってしまいましたが今回は、「シュラキシリーズ第三弾のシャル」です。
ほら…特に連休中の休出があったりすると気力を根こそぎ持ってかれて、現実逃避に予想以上に時間を取られたりする事あるんだよね。
(つまり仕事のせいって訳じゃないんですね)
このシリーズも今回で三作目、セーラー服娘、チャイナ娘ときて、洋風金髪ドリルのお嬢様と直球どころながらここまではハズレのないラインナップと言えますね。いや、別に次がどう(AM)とか言ってる訳ではないのですよ?
昨年夏のWFでもシャルは、第五弾まで揃い踏みした中でもひときわ華やかな印象で、中の人的(CV:田村ゆかりです)にも一番人気の呼び名も高かったですね。
細身の剣をしなやかに構えるポーズは、広がったドレスと見事なドリルと非常に見映えの良いものとなっており、その荒唐無稽な元絵が多い中から比較的無難なポーズで製品化される「クイーンズブレイドシリーズ」と比べて、画的にはより映えるものになっている気がします。
今回のコスチュームはフランス貴族衣装ということで、光沢表現と金ぴかな装飾をうまくあしらった仕上がりとなっており、「第一弾の美城暁」と並べると、これが格差社会の縮図か…と感じ入るものがあります。(ほっとけ)
凛々しい表情とポーズにあった目線が、どの角度から見ても変わらない印象&クオリティというのもなにげに珍しく、大きくはねたアホ毛と大きなリボンで実にハッタリの効いた表情付けに成功してます。
このシリーズは、毎度特徴的な髪型を実にうまく立体化してくれる訳ですが、今回もシャープでかつ丁寧に施された塗装と適度なモールドが立体感をうまく表現できていると思います。
このシリーズは、基本的にスリムな女の娘が基本となっている為、着衣状態でも比較的バランス取りやすいところはありそうですが、それ故ちょっとでも着ぶくれ感があると途端にイメージダウンになってしまうところが諸刃の剣とも言えそうですが、今回も着衣状態でも非常に自然なバランスを実現していますね。
特に、きゅっとくびれた細いウェストの部分、コスチュームの厚みを全く感じさせないところは、この技術有ってのこの脱衣コンセプトありきという姿勢が見えてきます。フランス貴族なキャラクターコンセプトということですが、さすがこの裾の開き方は庶民には理解できない気品に満ちていますね。
ひとまずかっこよさも同時に追求してると言えましょう(ひとまずってなんだよ) |
金の装飾部分はなかなかの光沢感、今回の台座は石畳風、毎回凝ってますね |
むしろ貴重な着衣状態でのチラリ…って言うほどちらっとじゃないけど |
露出は大幅にアップしたダメージバージョンです。
ヤラレ具合と変わらぬ強気の表情が非常に加虐感を煽る、本製品コンセプトに違わない作りが実にお見事です。
梱包時、厳重にビニールで保護されている色移りについては、多少なりとも考えられてはいるものの脱衣作業中などに服の一部(特に縁の黒い部分)が肌に付着してしまう事があるので、気をつけましょう。
これまた例によって微妙な破れ方がGJ コスチューム脱がす時うっかり数カ所色移り…みんなは気をつけてね |
全部脱がしたところですが、この状態でも変わらぬバランスの良さ、下着のディテールなど脱衣後もクオリティを損なわないというか、やはり脱がして飾る事も前提にして考えられている点は、脱衣はおまけ要素だけに留めない本製品の目玉と言えますね。
ブラのディテールでここまで凝ったものはあまり見ませんね 全体的にスリムだからこそ目立つボリューム感 |
脱がしてなおバランス良好 邪な気持ちでなく、この状態でのディスプレイもまた映えるものなのです |
意外に場所取らない台座のおかげでひとまず三人、まだまだ続くよ |
RA:シュラキ・トリニティBOX−03 シャル 完成品フィギュア グッドスマイル版 |