CUT A REVIEW

塵骸魔京 牧本美佐絵ファンタスティカVer. ソリッドシアター版

メーカー:ソリッドシアター 発売:2008/01
原型製作:戸田聡(夢のカグツチノ公国)
メーカー希望小売価格:4,980円(税込)

玩具

キャストオフ(脱衣)が安直なエロい表現…というのは、もう過去のものだと思うのですよ。
今やスカートが外れるくらいは当たり前、中の下着が脱がせられたとしても「まぁ、普通だよね」とそのギミック自体が評価を左右するなんてことは無いのですよ。
それはウソだ!…ごめんちょっと言い過ぎた。

まぁ、いまさら「脱衣」の有り無しで大騒ぎするのもどうだろうか?というアンチテーゼをテーマとするには、明らかに不釣り合いな「今日のお前が言うな」ここですよ、お久しぶりです。(ここまで挨拶)

先日は脱衣の歴史がまた1ページ(AM)というものが発売され、スパさんもきっと「肩ひもをうにょ〜んと伸ばして」脱がしたんだろうなぁというレビューを眺めながら、「とても脱衣では飾れません,ゼッタイ」というコメントに激しくうなずきつつ…。
撮影前に脱がしてどこかへ逝ってしまったオレのウェンディのキャミソールどこ〜?

…と冗談はそこまでとして(ほんとに冗談だよな?)、年が明けてから一段と脱衣率が高くなったおかげで、いろいろと考えされられるところの多かった「脱衣フィギュア」ですが、なんと言っても見て楽しい脱がして楽しいという非常に良い事ずくめではあるのですが、レビュアーとしては撮影する際のモチーフがバリエーション豊かすぎると「すいません、ダメージバージョンとかマジ勘弁してください」と弱音を吐いたりしたくもなるのです。

つまり…メーカーさんも最初から脱げてるヤツを出してみたらどうだろう?って事ですね。(前フリ台無し)

そういう訳で、今回はなるべく脱げないけどエロい出来のよろしいヤツということで、着エロの尻(AM)につづく、ソリッドシアターさんの「塵骸魔京」シリーズからエロかっこよさを極めた一品となります。
いまさら?と言うところから、アスまんが劇場さんのファンタスティカファンタスティーック!を見て速攻で買いに行ったというのが想像に難しくないですね。

傾けた首とたなびくマフラーで少し隠れた口元と、画的に非常に冴えた構図であるものの、なかなか立体化の難しそうなところを見事に表現していますね。
柔らかそうにふくらんだほっぺたが、茶目っ気があってかわいらしく見えます。また唇の表現は、量産製品としてみて非凡なものを感じさせますね。

ぴっちりとした、ツヤツヤボディースーツ好き(どれくらい狭い層か知りませんが)にとって、たまらないデザインのコスチュームであるのは言うまでもなく、塗装や表面の仕上がりも上々の逸品と言えそうですね。

静かなポーズでありながら、なびくマフラーが際立った印象を与え、でこぼこがいろんな意味で見て楽しいカラダの起伏とあわせてどの方向から見ても見どころのあるかっこよさとはち切れん肢体を併せ持ったものに仕上がっています。

ディテールもどこまでもエロかっこよく仕上げられてます
かなり反則級の絶対領域…見えそうで見えるというか
あの食い込みとテカリのある盛り上がりはズルイよな!(満面の笑みで)
RA:塵骸魔京 牧本美佐絵ファンタスティカVer. 完成品フィギュア ソリッドシアター版
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