CUT A REVIEW
ゲームキャラに対しての思い入れ、ことさらそれを強く感じるのがRPGにおけるマイキャラ(名前をつける…からはじまるようなヤツね)の存在であるというのは、テーブルトークRPGはもとよりウィザードリーなどのコンピューターRPGなどでも古くから感じさせられるところですね。
オンラインゲームのマイキャラに是非エレガントなゴシックドレスを着せてみたいが為に一線を越えてしまったり…気持ちはわからないでもないというか、まーしゃもスカっとするゴルフゲームやハートフルなオンラインRPGで、自分のヒキの弱さをイヤと言うほど痛感させられるまでガチャガチャしたりしたものです。
主人公キャラが設定されたRPGもなりきりごっこという意味ではロールプレイという意味から外れている訳では無いわけですが、やはりウィザードリーやドラクエ3みたいな自分でキャラ設定考えようぜみたいなスタイルこそRPGの王道…とは言え、主人公像がはっきりしたゲームの方がキャラクター造形の商業的には展開しやすいんでしょうけどね。
そんな中発売された世界樹の迷宮(AA)は「マップはもちろん手書きだよな」など、そういった懐古主義者をうまく取り込む要素と、かわいらしくキャッチーな絵柄のキャラクターと言った要素をうまく融合した作品として、話題性と共になかなかのヒットだったのでは無いでしょうか。
そんな訳で、前回発売されたメディックの女の娘(AM)はこっちじゃなくて、「うっかり治療を間違えても、あらあらウフフ」で済ましてしまいそうな娘の方なの〜っ!ということで未レビューだったり、次のパラ娘(AM)も…うちは男で作っちゃったんですよねぇ、でもこれはコレでよし。
さて、今回の「ブシドーの女の子」は、まーしゃ的には自分のメインキャラの一人のイメージだったので(大抵のゲームで侍選んだりね)、ワクワクしていたのですがブシドーは、はじめから作る事はできずゲーム中盤まで進めたところで作る事ができるキャラでした。
その「ブシドー」の性能がまたひじょ〜に微妙なものであったこともあり、剣士にで作ったマイキャラはゲームクリアまでそのままでしたとさ。
(なんだかんだで全体攻撃が強い職業が重宝するんですよね、延々とレベル上げするゲームでは…)
あたしに「ブシドー」やらせろ〜っ!(剣子)
やや小さめながらかわいらしいデフォルメデザインにマッチしたバランスとなっております。
コスチュームは基本的にシンプルな造りで、袴の帯の部分など省略傾向のつくりではありますが、小手と左手にもった刀はなかなかの質感と塗装です。
前作のメディックの女の娘(AM)も(角度はかなり限定されましたが)なかなか雰囲気の再現という意味では良くできていましたが、今回のむやみに殺気を放つ活き活きとした表情はその上を行ってます。
このブスーーッとした「こにくらしいかわいさ」は、元絵の簡素な絵柄ながら存分に伝わってくる魅力であった為に、それを全く損なわずに製品化してくれた点ではなんともうれしい限りですね。
装備の質感はこのサイズにして見事なつくりですね 袴の質感が若干安っぽく感じますが |
なかなか見事な金属感な刀、柄すらない凶悪さがいいですね 鞘の穴は空いておらず、鞘に収めたりはできません |
…まさか、そこまでやってくれるとは思わなかった。(本気で)
袴の中を覗くのは普通に誰でもやることだと思うし、その中にえらい不釣り合いの可愛らしいプリントおパンツが見えた時にはうれしいサプライズ、「なかなかにやりおるわい」と穏やかないつくしみを持った眼差しを向けたものですが…えっ?脱げるのこれ?
(天羅Blogさんのレビューによれば、上着も外せるみたいですね。)
このパンツはないだろ、いやナイスか?ナイスだなグッジョブ!(どっちだよ) てっきりフンドシだと思ってたんだけどね |
つぎのパラディンも楽しみですが、まーしゃ的にはソードマンの女の子期待しています …おでこちゃんじゃない方でね、いやあれはあれでいいんだけど |
RA:世界樹の迷宮 ブシドーの女の子 完成品フィギュア WAVE版 |