CUT A REVIEW

ゼノサーガ エピソードIII T-elos(テロス) アルター版

メーカー:アルター 発売:2008/01
原型製作:羽根モトカツ
メーカー希望小売価格:6,090円(税込)

玩具

まーしゃ的にXenosagaシリーズは、なんというか非常に微妙な思い入れがあるというか…。

エピソードIが発表された時は、キャラクターデザインが大好きな田中久仁彦氏、そして非常に思い入れのあるXenogearsの続編?ということで、並々ならぬ期待をもって発売を待っていたものです。

Xenogears自体もなかなか賛否分かれる作りだったりしましたが、第二部が突然ビジュアルノベル風になって怒濤の伏線回収を始めたとしても、十週打ち切り文化に慣らされた身としてはアレはアレで斬新だったなと無理矢理自分を納得された評価できました。

そしてXenosagaシリーズが発表され、三部作という壮大なシリーズ構成と同時にむやみに遠大な発売スケジュールから、前作(Xenogears)があれだっただけにホントに完結するんだろうな?という期待と不安を感じされてもくれましたが…そんな事をふっとばしてくれるキャラクターデザインがそこに!。

主人公であるシオンのメガネっ娘おねぇさん系でかつどことなく幼さを残す絶妙なデザインとロボっ娘KOS-MOSのコンビの時点で、ご飯三杯はいけるねとヒットを確信したものでした。
…そしてこのシリーズがまさかあんないろんな意味で波瀾万丈な展開ストーリー展開以外でも)になるとは、予想の斜め上を行かれた気がします。(薄々はね)

この辺いろいろ言いたい事はあるのですが、こういうごたごたネタが大好きなまーしゃでもおなか一杯になるくらいなので、一言言いたいとすれば田中久仁彦先生の画集はいつ発売されるのかなぁという事だけです。(Xenosaga関係ないけどね)

さて、ここまで書いてそのロボ娘の方(AM)は、どうしたのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あれの発売日は他にもいろいろ発売されておりまして…まぁ、これは後でも大丈夫だろうという自分の節穴センスがホントに恨めしいです。

ちょっと順序が逆になりましたが近いうち入手できそうなので是非一緒に飾りたいと思っています。(入手手段は聞くな…大人なら)

KOS-MOSVer4と同様にデザイン性の高いパッケージとなっており、確かにこのまま飾っていてもいいかもしれないと思わせる作りです。

KOS-MOSの後継とも言える戦闘用アンドロイド、KOS-MOSに酷似したデザインでありながら褐色の肌と8割程度が生身のカラダということでよりむちむち加減の悩殺ボディにより、かなり印象が異なりますが、そういう点を非常にうまく再現できています。

全体的な塗装には随所に施されたメタリックな質感と透明感のあるクリアな髪が特徴的です、なによりディテールの細かな作りは驚かされますね。
塗装の精度も総じて高く、肌の質感については褐色肌の表現という意味では色合いについてやや好みのわかれるところになるかもしれません。

完全な機械であるKOS-MOSに対してこちらは生身部分ありな訳ですが、逆に無機質な殺気を感じさせる雰囲気を表現してます。
この辺はKOS-MOSと一緒に飾る事でより一層際立ちそうで、双方揃えてこそと言った作りと言えそうです。(オレのバカ)

髪型がアレな為、正面以外からだととにかくお顔が見えづらいのが撮影時は難点でしたが、隙間から見える眼差しがなんとも言えない強さを感じさせるところが素敵ですね。

テラエロス…と呼称されるT-elosですので(呼んでません)、造り物のKOS-MOSとは違うのだよ!KOS-MOSとはっ!
…という主張を込めたはち切れそうな下乳具合ではあります…ボリュームではKOS-MOSに負けてそうですけど。(ちっ、やっぱ向こうは夢がつまってるのか)
ここは生身を強調すべくいっそやわらか素材でっ!(そんなギミック【要りません】)

どうしてもKOS-MOSと比較した表現となりがちですが、それだけ統一感の取れたデザインとなっており好対照な二人(二体というべきか)です。
elosの名前を冠してるだけあって、KOS-MOS以上の露出となっていますが、あちらのあざといチラリズムの前ではむしろ分が悪いかもしれません。

クリア成形のブレード部分といい、アーマー部分のメタリックな質感が上々ですね
欲を言えば肌の質感がもう一押し欲しいところでしょうか
髪の毛に隠れてしまうのが非常に惜しい素敵な食い込み具合
ヘッドパーツに書かれたT-elosの文字…ほんともの凄い小さいのに読み取れますね
やっぱり二体並べて飾ってこそと言えそうです
RA:ゼノサーガ エピソードIII T−elos(テロス) 完成品フィギュア アルター版
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