CUT A REVIEW 魔法少女リリカルなのはStrikers 高町なのは教導隊制服Ver. グッドスマイル版

玩具

時の流れは残酷なの

「魔法少女」という言葉の意味に従来までのそれとは全く違った方向性を与えた「魔法少女リリカルなのは」。

「魔法少女とモビルスーツどっちが強いだろう？」という問いに対して『お前ナニ言ってんの？』という至極当然な答えが返ってきたでしょうが、今なら即答で『なのは』と返ってくることでしょう。

そんな『最強』の名すら手に入れそうなキャラに立ちはだかったのは、「残酷な時の流れ」、シリーズ3作目は2作目から10年後が舞台です。
そのままの君でいて欲しいという言葉の意味を、本当の意味で理解した~~ダメな~~人は多いのではないでしょうか？

「魔法少女、はじめました」からはじまったキャッチコピーは、2作目では「魔法少女、続けてます」、そして3作目では「魔法少女、育てます。」
ちなみに、まーしゃが3作目の話を聞いた時にまっさきに思い浮かんだキャッチコピーは「魔法少女、おわたーっ！」でした。（ほっとけ）

だがちょっと待って欲しい。
「9歳」と「19歳」そして「魔法少女」、これらの要素を組み合わせて考えれば、「9歳なのは」が変身して「19歳なのは」になるという、むしろ本来の「魔法少女もの」の姿と言えるのではないでしょうか？（ナニを言いだすかと思えば）

まぁ、心の中で設定改ざんしてみたりして、みなさん「なのはさん19歳」を受け入れるまでにイロイロとあったことでしょう。（ねぇよ）
いや、まーしゃの友達の友達の話ですけどね。（→友達の←友達…自分のことじゃねぇか）

受け入れられずにオレの嫁は永遠の幼女（AM）という正解が残されていたのが良心という見方もありますね。(ほっとけぇ)

時の流れってのは、いつだって無情なのさ…
途中から9歳なのはの再レビューもいいなと思っちゃったりしたさ

やや（？）角度を選ぶところも元ネタ通り（ぉ

イヤ…特に深い意味があって言ったわけでもありませんが、なんというかバランスの悪い髪型故に見映えのする角度が限られてしまうところは確かかもしれません。造形的には悪くないと思うのですが、良い感じに撮れたモノ集めるとほとんど同じ角度のモノばっかりになってしまったりするので、これはこういうモノなんだな…と言う事でひとつ。

購入者のほとんどが開封後に一番最初に確認するのは、保護ビニールの箇所と下半身の分割…つまりスカート外れるか否かであるのは間違いないと思われ、その際の落胆ぶりは容易に想像できます。（ものすごい勝手に断定しないで欲しい）

制服という事でシンプルなデザインの為、自然な感じに控えめのグラデーション表現とそれに合わせてかやや控えめなバスト（ほっとけ）、見どころの一つのスラッとのばした脚線美は良バランスで綺麗に仕上げられてます。

もう一つの主役とも言えるディバイス「レイジングハート」はシチュエーション的に控えめな形態ですが、メタリックな質感の先端部とクリア成形のコア部分ともにシャープで硬質感十分な出来です。

サンプル公開時から印象的だったクリスタル調の台座は、さすがに量産化の過程でかなり簡素化されてしまいましたが、魔法陣の描かれた上面の仕上がりや、なのは本体を固定する方法（左足踵部分を固定）など、よく考えられていると思います。

お顔と表情

立体化の際にその解釈が難しいとされる「サイド方向への跳ね毛」。
「だって、しょうがないじゃないか」（アスラン調に）という声が聞こえてくる気がしますが、いや実に見事に二次元の嘘は嘘なりに処理できているところが素晴らしいですね。

なによりこの明るい表情が、こういう場面は実にそつなくこなしそうななのはさんの完璧超人ぷりが垣間見られるところでよろしいですね。（素直に見ようよ）

今回のみどころ

デフォルトでのスカート外しは不可…ちきしょう、19歳のくせにぃぃぃ~~19歳版の売りはそこだろがぁぁぁ~~、とやり場の無い怒りを手元の「あみ子人形」にぶつけたまーしゃでした。（落ち着け）
ちなみに、相当気合いを入れてスカートを外す方法を考え、中身もかなりイイとこまで作り込んではいそうでしたが、無理っぽいので断念しました。

全体的な完成度はかなり高く、今ひとつ製品化では恵まれなかったなのはさんの中ではトップクラスの再現度、チラリズム至上主義者には絶妙のアングルを約束する逸品となりそうです。