CUT A REVIEW@cutanews
ビームでないのも不良ダナ
初ミクよりもビームサーベルが気になった自分がいるwあれって音だけなんですか、光とかでないんでしょうか?少し自分もほしくなったんですが(^▽^)
あれっ?ビームサーベルのレビューは?
ビームサーベルのレビュー期待してますw
WEB拍手でいただいたコメントを眺めつつ…「どんだけ食いつき良いんだよ、このガノタめ」(意味:おお、こころの友よ)
幸いにして翌日、購入したお店で初期不良品ということで交換してもらえました、ありがとうソフマップさん。
かつてスターウォーズのライトサーベルについては、かなり本格的な玩具が発売され一時期話題になりましたが、この「Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル(AA)」はそれをより簡略化したものと言えるかもしれません。
ビーム刃部分を省略、動作にあわせて音と振動が発生するだけという日本の住宅事情にも非常に優しく、ガンダムファンの夢見がちな特性に期待した想像力豊かなところを最大限に活した製品コンセプトとなっております。
特に劇中のセリフや効果音をまじえたシナリオモードは最初遊び方がよくわからず、一緒に遊んでた友人と「第一話のシナリオでは後ろから胴の部分を薙ぐ様に斬りつけなければいけないんじゃないだろうか?」とか「対ランバラル戦は、下からかいくぐるように斬り上げなきゃクリアにならないのか?」とか、おまえら実売4000円程度の玩具にどれだけ夢を詰め込んでるんだよ…というはしゃぎっぷりから、どれだけの期待感がこめられていたかわかるでしょう。
冷静に考えると、どう考えても今時の子どもが楽しむようなモノでもなく、かといって大人向けとも思えない、ものすごい狭いターゲットをねらい澄ました製品ですね。
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主な遊び方としては柄を握り、振り下ろしたり突いたりすることで、その動作にあわせて発生するエフェクト音と振動を楽しむ「バトルモード」と、劇中のシチュエーションとセリフにあわせてアクションをする事により、成功・失敗の判定が行われる「シナリオモード」存在します。
基本的にはなりきり系玩具に類するものになりますね。
これだけだとよくわからないシナリオモードについて補足すると…。
1.全部で7種類あるシナリオを選択
2.敵の攻撃音とアムロのセリフが発生
3.アクション開始の警告音発生
4.このあとビームサーベルを振る
5.タイミングが良いと「ニュータイプ音」発生、タイミングが悪いとギレン閣下の「あえて言おうカスであると」と叱られます。(しかし、なぜ閣下が…)
最初のうちは、良く取説読まなかったこともあってやたらと閣下に怒られまくりまして…冒頭のようにビームサーベルの振り方や攻撃方法が悪いのだろうか?といろいろと試行錯誤していた訳です…「ドムは突きでやったらクリアできた!」とか。(説明書くらい読めよ)
…が、なんのことはなくシナリオによる違いは単なるアクション受付時間の差でした。(それもかなりぬるい)
まずBGMとしてサントラを流し、敵味方両方のセリフをアフレコしながら雰囲気を自分で演出します。
例えば、シナリオ2ランバ・ラル戦を想定したシナリオでは…
まず『正確な射撃だ。それゆえコンピューターには予想しやすい』…とラル様風に自分でつぶやき
→シナリオモードの音声発生「ええぃ、どうせあと1回くらいしか撃てないんだ!」(これはスピーカーから流れます)
→『ほう、思いっきりのいいパイロットだな。手強い。しかし!』(これも自分でつぶやく)
→アクション(ここは対グフ戦の初太刀を意識し浅く胴を斬りつけるように)
→「や、やるなガンダム!しかしことらとて操縦系統がやられたわけではない!」(これも自分で(ry)
…という流れで徹底的に自分で補完して盛り上げます。
…とまぁ、見てわかる通りガンダムファン的には一般的な遊び方の一例を紹介してみました。(アホにしか見えませんが…)
難点は上記のような場合、ランバ・ラルのセリフばかりになってしまい、ビームサーベルを振り回しながら自分はいったいどっちのキャラのなりきりなんだろうか?と戸惑うところかもしれません。
シナリオモードは全部で7種類。
レベル1が一番難易度の低く、基本的にレベルが上がるごとにアクションの受付時間がより短くなるだけで、 他のシナリオも基本的に最初の敵武器の発射音が異なるのとアムロのセリフが異なるだけです。
レベル1.「ガンダム大地に立つ」 vs ザク
再生されるセリフ:「武器は無いのか、武器はっ!」
攻撃音:ザク・マシンガン
レベル2.「ジオンの脅威」 vs グフ
再生されるセリフ:「ええぃ、どうせあと1回くらいしか撃てないんだ!」
攻撃音:ヒートロッド
レベル3.迫撃!トリプルドム」 vs ドム
再生されるセリフ:「モビルスーツめ、先にホワイトベースをやるつもりか!」
攻撃音:ジャイアントバズーカ
レベル4.「ジャブローに散る」 vs ズゴック
再生されるセリフ:「赤いモビルスーツ…シャアじゃないのか?」
攻撃音:メガ粒子砲
レベル5.「恐怖!機動ビグザム」 vs ビグザム
再生されるセリフ:「005か、スレッガー中尉さすがだな」
攻撃音:大型メガ粒子砲
レベル6.「エルメスのララァ」 vs エルメス
再生されるセリフ:「とんがり帽子だな」
攻撃音:ララァ共鳴音
レベル7.「宇宙要塞ア・バオア・クー」 vs ジオング
再生されるセリフ:「こう近づけば、四方からの攻撃は無理だな…シャア!」
攻撃音:メガ粒子砲
いろいろと要所要所にツッコミを入れたくなるところが、あえてガンオタを誘ってるような…。
アムロ以外のセリフや効果音、クリア正否によってシナリオやセリフが分岐したりしたらもっと楽しかったのになぁ。
楽しいは楽しいのですが、ここまで自分を盛り上げてもやはりビームサーベルの効果音のバリエーションが少ないという点や、シナリオモードの練り込みなど、技術的には目をつぶってもディテールにもうちょっと凝ってくれればもっとおもしろかったかな。
この辺は、Wiiなんかの操作系と合わせるとおもしろいゲームになりそうですね…もうドラクエなんかではいろいろと出てますけど。
なんだかんだで、結構右腕が筋肉痛になるくらいは楽しんで遊んでました。(よえぇ)
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AA:Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル |