CUT A REVIEW

ToHeart2 笹森花梨 コトブキヤ版

メーカー:コトブキヤ 発売:2006/06
原型製作:本田きみひと

メーカー希望小売価格:3990円(税込)

玩具

前作のToHeartシリーズの製品化での一部のキャラの扱いがアレだったり、冬のWFでのいじめみたいな広告がアレだったりで、発表時は「これは夢か?」と思ったり、実際に発売されるまで心配でしょうがなかった黄色です。
この度めでたく発売となりましたが…、いやぁ、現実って時として夢よりも奇抜ですよね

今日という日を見越して、「やっぱりダメだったかフォロー編」や「塗り壁草壁さんよりはマシだよね編」などいくつかの書き出しを考えてましたが、パッケージ越しに見た時から、これは思ったよりイケてないか?オーラが満ちていたので(それでも控えめなオーラだな)、すっかり無駄になってしまって、がっかりほっとしました。

まーしゃ的には、このシリーズで未購入なのが「このみ」と「いいんちょ」という辺りに、自分の好みがほんのちょっぴりマニアックな志向ではないだろうかと再確認させられるところがちょっとアレでしたが、全員揃えられなかったのはちょっぴり残念かも。
ちなみに、「このみ」の方は欲しかったのですが、買い逃しました。(再販の時も余裕こきすぎまして…
「いいんちょ」の方は今からでもなんとかなるでしょうけど…。

なんというかネタにできるところが無いくらいしっかりと原作の雰囲気を再現できてるんじゃないかな?
ポーズ的にも実に「らしい」ポーズでありこの辺もソツない作りです。

結局このシリーズは前作(ToHeartシリーズ)のものとはことなり全員制服姿で統一して発売された訳ですが、攻撃的なまでに短さをアピールするスカートに対して、上着の方は面白みに欠けるというか…、ドリマガ版のタマ姉だけは別モンでしたね。

立体化する際に、向いてないかなとも思った目の表現ですが、思いの外破綻することなくしっかり雰囲気を再現し、どの方向からでも見れる良いものに仕上がっているんじゃないでしょうか?
ちょっと前髪がもっさり感あるけど、その分髪の毛の後ろの方はものすごいシャープに作られてますね、髪留めも実によろしい感じ。

全員制服姿で統一というのは、それはそれで面白味がないのでは…と思ってましたが、各キャラ特徴的なポーズとなっていて意外に印象被るものが無いのはさすがと言うところでしょうか。
まぁ、そのポーズがイマイチで残念だったものやそれ以前のお話の方も一人いましたが…いやぁ、今回はホント良かった。

…とは言ったものの、元々のキャラ人気で差がある分を埋めるには…そう持てる戦力は全て注ぎ込むのがたった一つの冴えたやりかた。

本来ならば「意外にある」と評判の部分も総動員したいところでしたが、ポーズ的にそれは仕方ないとして…うん、良くやった。
デフォルトで外せる上に、この状態でも段差、隙間など見えない完璧な分割と作り、これならドリ・タマ姉は無理だとしても…チョコボールか?いやいや、双子、るーこ(あいつらもやけにできよかったしな)…まぁ、あれだ結構いい勝負だよね!

このシリーズの良き伝統、パンツの表現が作品の出来を左右するという法則により、素晴らしいものになってます。
ここの部分だけなら他のキャラにも負けてないね!(ドリ・タマ姉は(ry)

このやや後ろにつきだし気味のポーズはこれを計算に入れてだよ 外すこと前提としても良し(なにが良しか)
正面はやや淡泊だけど 後ろ側のグラデーションとシワはえらい凝りようだと思います
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