CUT A REVIEW

ゼロの使い魔 ルイズ コトブキヤ版

メーカー:コトブキヤ 発売:2006/10
原型製作:真田昌明

メーカー希望小売価格:5,040円(税込)

玩具

原作については詳しく知らないので滅多な事は言えないのですが、ツンデレ魔法使いを絵に描いたらこうなりましたと言うかのごとくというか実にわかりやすいツンデレオーラをまとったようなキャラですね。

パッケージはなかなか凝った造りで、側面の魔法陣や、縦横比が逆で妙に奥行きのある箱の作りだったりして、パッケージの中の様子は確認しやすくてよろしいですね。しっかり角度を傾けて中の様子を確認する玄人たちも安心です。

パッケージの裏には、「ルイズの組み立て方」なるものがイラスト付きで解説されており、「かわいく組み立てないとゆるさないんだから」とルイズによる注意までされてるわけですが、解説するほどのことか?と思いましたが、確かに付属品の付け方がわかりにくいものも少なくないですし、時々書いていてもわかりにくいものもあったりしますからねぇ。
ハイ…うちの写真を見ていただいているとわかるかもしれませんけど、手に持つ棒(タクトみたい)が付属してるのすっかり失念してました、ゆるされねぇ…。

だって、一刻も早くデフォルトで外せるのかどうか確かめるのが、コトブキヤ製品に対してのまーしゃの使命だとは思いませんか?

さすがコトブキヤというようなマントやシャツの部分、そしてストッキングまで立体感を考慮したグラデーション表現はかなり力入ってます
マントは自由に脱着可能なように作られていて、つけた状態とハズした状態ではだいぶ異なる印象となりますね。

マントの脱着について考慮はされてるとは思いますが、白いシャツへの色移りに関しては気になるところです。
今のところ数回程度の取り外しでは目立った色移りはないようですけど…。

撮影時には使いませんでしたが、マントの自重に負けないように補助の棒が付属しており台座にはめることが可能となっています。
基本的に自立に関しては問題なさそうなので、経年劣化に対しての対策ですね。

似てる似てないでいうと、原作ともアニメ版ともちょっと印象のことなる作りですかね。
もう少しスキのある表情の方がらしくて良い感じもしますが、無駄に気高い雰囲気という点はらしく再現されてる気がます。

コトブキヤらしく、派手になびいた髪の毛の表現は、ポーズとあわせて動きを感じさせてくれる作りではありますが、今回は多少もっさりとした作りですね。
それがイメージを損ねるほどにはなっていませんけど…。

完璧に絶対領域を意識した素晴らしい下半身っぷりです。
思った通りキャストオフ可能なように作られていますが、はずすのがもったいないというか必要ないくらい完璧な絶対領域であると言えるでしょう。

前述の通りマントは脱着可能となっており、スカート周りを確認する上では、ハズして飾るのも良いでしょう。
なにげに手に持ってる呪文書っぽい本が良く作り込まれてるところが印象的だったりしますけど…。

完璧な絶対領域っぷり
マント着用時の雰囲気も捨てがたいですが、こっちの方が見やすいですね

…で、当然のごとく期待を裏切らないその作り、スカートは普通に外せます。
マントをつけた状態でスカート外すというのがジャスティスだと思われますが、やはりここは一歩踏み込んで、シャツもキャストオフ可能な作りとなっていれば神となっていたと思われますが、それだと作品ちがくなっちゃうよな。…そう思いつつどっか作ってくれません?

このフィギュアの想定される正しい楽しみ方は、その絶対領域鑑賞だと確信してはいますが(勝手なことを…)、ほら一応確認しておかないとね。
しかし、布地の面積すくねぇなぁ…。

やはりマントの下は全裸こそがあるべき姿だとは思うけど、これはこれで
後ろから見ると明らかに不足してるんじゃないかと思えるのが確認できると思います
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