CUT A REVIEW
ここのところ個人的には当たり続きのコトブキヤさん。発表時にはなんで今更とも思いましたが、やっぱりでるとうれしいものですね。今回は「R.O.D 読子・リードマン コトブキヤ版」です。
まーしゃにしては珍しく元ネタまで知ってる(アニメ版だけだけど)キャラになります。
「R.O.D」はOVA版、TV版ともに大好きな作品の一つで、話の展開が非常に濃厚で初めて見た時は「まだここからもう一展開あるのか」と、良い意味で時間を忘れるほどのものでした。
特にTV版の第一話は、今見ても1話だけでも作品として十分なボリュームと完成度だと思ってます。(読子関係ないけどさ)
TV版が始まった時は、「はやく読子でないかなぁ」と期待していたものですが、あまりに三姉妹がツボにはまりすぎて、「読子」が出てくる頃には「もう、読子はどうでもいいというかむしろ邪魔、アニタを映せ!」…と酸素欠乏症気味のお父さんの様に…って、いやいやそこまでは言ってない。
つまりまーしゃが言いたいのは、三姉妹もよろしくお願いいたしますということです。
一目見て、イメージ通りとわかる完成度の高さについてはポリストーン版と同等と言えるのではないでしょうか。
撮影時は面倒なので付けませんでしたが、台座には紙を敷き詰めたイメージのシールが付属しています。
読子自体が台座に右足をねじ止めされている為、一度ドライバーなどで外す必要があるところが手間ではありますね。
作中の読子は、キャラ立ってる割に多面性を感じさせるキャラではありますが、これはポーズもプロポーションも、そして全体の雰囲気も非常に「らしさ」をうまくとらえている作品になってます。
もうちょっと強烈な寝癖がついてるとかマニアックな魅力を強調してくれても良かったかもしれませんけど…。
野暮ったさを多少感じさせつつ全体としては颯爽とした印象のある読子像としては、大変よろしいつくりです。
首のゲート跡が多少気になるところではありますが…。
眼鏡については予備が一つ付属する上に、エッチングパーツの眼鏡も付属するというこだわりを感じさせるものになってます。
なお、眼鏡を外したところが一枚もないのは、決して撮影が面倒だとか、忘れたとかではなく、まーしゃのこだわりであると解釈していただきたい。
非常に察そうとしていてそれでいて、本に押しつぶされた胸の表現などきっちりとねらい所は抑えられているのがこころにくい。
ひるがえったコートが実にかっこいいですね。
この押しつぶしたような表現がより一層ふくらみを強調するというもので… |
一応、下から覗き込めば見えなくはないけど… |
一時期のスカート外しに対して妙にガードが堅かった風潮はどこに行ったのかと思うほど、最近は当たり前の様に外れますね。
読子さんに対しては明らかに下着とかに絶対気をつかっていないだろうというダメ想像力を働かしているまーしゃとしては、読子がこんなパンツはくか?
…という疑問がついて回るわけですが、そう言う方向であまりリアルな方向に想像の翼を広げると、もっといろいろな事を考えそうなので、ファンタジー要素が少しはあっても良いよね。
このフィギュアで一番読子さんらしく無いところかもしれないが、この作りは素晴らしい |