CUT A REVIEW
先日、HCM Proギラドーガや特別カラーのサザビーが発売され、近日にはEMIAでもνガンダム(RA) &サザビー(RA) の発売が決定し、逆シャアの良さを再認識することしきり、落下するアクシズをで押し返そうとするνガンダムの元へ、敵味方の垣根を越えて光(MS)が集結するシーンはガンダム史上でも屈指の名シーンとして、まーしゃも初見の際、スクリーンが涙で見えないほど感動したものです。
さて、ガンダムSEEDでは続編のDestiny含め、気が付くとテロリストの親玉として大活躍、最終的にはラクス教による敵味方の無い世界を作り上げたシーンで物語りの幕をしめ…もういろんな意味で見てらんない作品としてまーしゃの心に残り続けそうです。
そんな真のボスキャラと言えるラクスさんにも、ほんわかした天然さん(っぽいけど計算尽くかも?)アイドル時代もあったりしました。(まーしゃは忘れてましたが)
当時から密かに黒い考えが渦巻いていたかと思うと怖いですが、むしろあの天然っぷりが本当だったとすると、短期間であの変貌を遂げたことの方がむしろもっと恐ろしいと言えるかもしれません。
特別狙った要素があるわけではありませんが、この上なく「ラクス」している仕上がりは素晴らしいです。
今回のシリーズはいろいろ言っちゃいましたが(そして怒られたけど)、原作の雰囲気を損なうことなく立体化しているという点では実に高い完成度で、今までのRAHDXシリーズのノウハウを遺憾なく発揮していると製品だと思います。
この「ラクス」は今回の中では、特別目立った特徴のあるものではありませんでしたが(少なくとも表面上は)、塗装、仕上がりともに一番ちからが入っているのではないかと思われるほど、髪の毛や服のグラデーション、メリハリのしっかりした裾や袖の作りなど非常に丁寧な仕上がりになってます。
戦国武将っぽい羽織から忍者艦長の頃に比べるとややふっくらとした印象で、確かにSEED(無印)時代初期の頃のほがらかな雰囲気ですね。
その後を知ってしまっているからか、むしろその笑顔が怖いと感じるのはアレですが…。
目の表現がやや角度によって印象変わるところですが、概ね良い感じと言えます。
髪の毛の表現もボリュームがありながらシャープですし、本物ラスクの証とも言える髪飾りの塗装も塗りむら無く綺麗です。
手に持ったハロは載せているだけですが、普通に置いてる分には安定していてぽろぽろ落ちるようなことはなさそうです。
スカートのひるがえり方も上品で、嫌みのないグラデーションは清楚な感じで、表面上の完璧なお嬢様感を醸し出してます。(表面上とか言うな)
台座にはねじ止めによる固定がなされてます。
このシリーズものによっては、意外なまでにへたれ無かったりするんだよなぁ…去年の「ミーア」とか。
こうして穏やかな気持ちで「清楚な感じでよろしいですね」…とか書けたのは、開封後すぐに、スカートの間に色移り防止のビニールが挟まっていて、スカートがデフォルトで外せることがわかっていたからかもしれません。(間違いない)
このスカート、無駄に仕組みが凝ってまして、腰の部分のひらひらが別構造になっていて二段階キャストオフが可能となっています。(超加速できそうだね)
丸出し派にもチラリズム至上主義にも満足できる仕組みとなっており、『「RAHDX」シリーズは第二弾の「ミーア」が最高峰だったな』…というするどい意見に対しての積極的なアプローチと言えましょう。(超えられたかなぁ…)
このチラリズム…と言うほどではないけど、控えめな丸出し感は大変よろしい(日本語でおk) |
これは超ミニってカテゴリーと考えてよろしいか? |
ラクス様はうす〜いピンク色、カガリのもフレイのも別々デザインやカラーリングというとこに、やけにこだわりを感じます |
偽物を穏やかな表情で眺めるラクスさま …心中がどんなものか、怖くて考えたくない |