CUT A REVIEW
アルターさんのFate/hollow atraxia 水着シリーズも今回で第五弾ですね。
昨日はPS2版も発売された様で、ほんと〜に話題の絶えない作品ですが、フィギュア業界においても毎月欠かさず誰かが製品化されてますね…という話題を一年以上続けてるという時点で、ならぶものの無い人気作と言えるでしょう。
最近では「可動セイバーさん(RA)」も発売され、WFでみた「リボルテック・セイバー(AA)」も、もうすぐ発売されることを考えるとこういった変化球も含めてもう一年ぐらい引っ張れる魅力的な製品が発表され続けるかもしれませんね。
このシリーズは1/6という大きなサイズで水着姿の魅力をボリューム満点で表現するというコンセプトで(ほんとか?)、大きな事はよい事だがモットーのまーしゃ的には非常に楽しみなシリーズなのでありますが、このライダーさんはまさにそのコンセプトを最大限に活かしたシリーズ中ベストマッチと言えるでしょう。
足下までのびた長い髪の毛がしなりと歩くポーズとあわせてよく表現されています。
特に後ろ髪の三つ編みはハッキリとメリハリのついたつくりで、まとめたリボンのアクセントがちょっと可愛らしく、この後ろ姿も破壊力満点のボディーの魅力を一層引き立ててる気がします。
このシリーズは、水着でありながらそれぞれのキャラの個性を十二分に引き出していて、「水着の方が製品化しやすい」とか「露出が多い方が売れるだろう」という安易さを感じさせない説得力があると思いませんか?(いや別に暗にナニかを言いたいとかではなく…)
一目見て目を引く髪の毛のグラデーションは、「大きなサイズ=大味」の先入観を取り払ってくれます。
落ち着いた表情で余裕ある雰囲気を醸し出してますし、頭上のサングラスもいいアクセントですね。
アイプリントも丁寧で元絵のイメージを損なわず、仕草とあわせて上手に表情付けされてます。
このシリーズ前作にあたるイリヤの時も水着の陰影表現については並々ならぬ気迫を感じたものですが、今回もやはりこだわりを感じさせる表現となっていますね。今回は中身もボリューム満点ですからね、カタチ大きさ全く手加減無し…こわっぱどもとの格の違いを感じさせてくれますよ。
(いつもロリロリ騒いでるのにな…)
しかしこいう「カラダが魅力的」なフィギュアが「カラダだけは魅力的」と言われることなく評価されるというのはなかなか難しいことだったりするわけですが、その点でこのシリーズは当然のごとくその点をクリアしてるところはお見事ですね…一人だけだけちょっとアレだったかもしれないけど。
そういえばこのシリーズの第一弾である「遠坂 凛」は、実は誰かに寄りかかってないと生きていけないという弱さを表現したかったのか、フィギュアの方はいつも壁際で支えられながらもその傾き加減は止まるところを知らない傾奇者っぷりを披露してくれているのですが、セイバーさん、イリヤともに脚内部に鉄の支柱が埋め込まれていることもあってか、片足立ちのイリヤですら全く傾くこともありません。
もちろん今回のライダーさんも両足に埋め込まれており、そのむやみやたらと重そうな胸部、さらにそれを効果的に魅せる為にやや反ったポーズという経年劣化に対して非常にチャレンジブルな姿勢に対しても安心なつくりとなっています。
1/6サイズでもきちんと情報量が詰め込まれているのがさすがアルター製 |
圧倒的なボリューム感をストレートに表現、確かにこれは他のキャラには無い表現 |
このシリーズ、水着の塗りのこだわりは異常 |
やっぱこのシリーズ通して言いたい事はコレだな |
若さってなんだろう? あれ?でもなんか…一人足りない気がするね〜 |
RA:Fate/hollow ataraxia ライダー アルター版 |