CUT A REVIEW

朝比奈 ミクル ミクルビームッVer. マックスファクトリー版

メーカー:マックスファクトリー 発売:2007/05
原型制作 智恵理

メーカー希望小売価格:4,800円(税込)
メーカーオンライン限定販売

玩具

前回に引き続き限定版、もっとも今回のは先日発売された「通常版(AA)」の一部カラーリング変更というものです。

思い起こせば、注文受付開始直後マックスファクトリーさんの専用ページの激重リトライ・オンライン(略RO)にチャレンジ、いいところまで言ったところで「もう一回TOPから再チャレンジな!」という悲しいメッセージを見つつ、失敗→ふて寝→再チャレンジを繰り返したものです。

そして、もう諦めた頃に「あれ?みくるだからまだ余ってる?」というちょっと切なげなタイミングで注文成功、「ハルヒ」の方は3次予約まで絶賛受付(そしてまさか、それも以外に早く終わったり)だったことを考えると、本当に限定340個なのか?という疑問と…むしろその数が本当だとすると、注文できた事のうれしさ以外の理由で涙が止まりませんでした

追記(6/7 1:40):そういえば、340個は追加受付分でしたね。さすがにそこまでは少なくは無かったか…そこまで少ないとアレな人達が黙ってないよね(ぉ
WEB拍手にてご指摘いただきありがとうございました。

前回のハルヒについては、それほど思い入れのある方ではないまーしゃにも、わかるくらいのオーラを放っているくらい気合いの入った製品だったので、みくるがどうとかいう以前にこのシリーズについては気になっていたですよ。(ぉ

なにより、この涼宮ハルヒシリーズ、いろんなメーカーから発売される(されている)割に、なかなか甲乙付けがたい程できのよろしいモノが多く発売され、だってあのアトリエ…ゲッフンゲフン、思ったより特徴を出しやすいキャラ像と言えるのかもしれませんね。

そんな中でも、マックスファクトリー版ハルヒはいきなり決定版とも思えるモノだしてくれちゃった感じですからね、そりゃあシリーズものですから揃えてみたくなるというもの自然な考え方でしょう。
続く「長門(RA)」も、好評のうちに第二期出荷分まで予約は終わっているようですね…さて、みくるちゃんの二次出荷はいつかな?(わたし、泣いてるの?)

今回は限定版ということで本来なら通常版と比較したいところですが、通常版は店頭で…と考えておりましたがさすがみくるとは言えハルヒシリーズ、そのような甘い認識では手に入れる事はできませんでした。

ご覧の様にパッケージからして「ミクルビームッ!Ver.」として作られており、限定340個というのがいろんな意味で信じられないくらいの気合いの入りようです。
ビーム用のカラコン装着という違いの他、パンツの色など微妙な差が盛り込まれておりますが、普通の作品なら間違いなく1ヶ月以内にどちらかのVer.が売り場の一等地からやや離れたワゴンの中にお引っ越し…だと思います…さすがみくるとは言えハルヒシリーズですね。(いちいちうるさいよ)

定番な言い回しになってしまいますが、まさに作中の1シーンを切り出したかのようなと言える再現度、ハルヒを知らなくても当時ネット界隈を騒がした「恋のミクル伝説」を口ずさみたくなるようなミクルビームっぷりです。

実は結構バランス取りの難しそうなポーズだったりしますが、安定性、見た目のバランスともに非常に良好です。
塗装も丁寧で…って、もうほんとコメント付けるのに困るくらい、あまりにツッコミどころがない逸品になってます。(やや残念そうに)

ただのカラコン装着による色違いを表現とはいえ、非常に綺麗なアイプリントです。
普通に見ても思ったよりも違和感なく、さすがハルヒシリーズについてはどのメーカーもチカラ入ってるなぁ…と思ったり思わなかったり。

みくるにとっては定番となる困り顔、ポーズとシチュエーションが伴っていることもあって、イイ雰囲気を作り出しています。
ちょっとほほを赤らめてた表現は、安直なべた塗りやいわゆる漫画的表現でいうハズカし線などで表現されるよりも自然な感じで良いですね。

また髪の毛もしっかり広がりのあるボリュームとシャープな毛先の表現まで含めてさすがというモノに仕上がってると思います。
前回のハルヒの時も強く感じましたが、元キャラの持ち味を非常に良く活かしてるという点では、製品自体のクオリティ以上に高く評価できますね。

ここまで作っておいて、スカート外れないのかよ!…というささやかな不満があるという点を最初に言っておきますね…いや、ほんとささやかな不満だからね。
スカート接着はハルヒもそうでしたけど、ねぇ?みくるなんだしさ、少し人気面でのビハインドを考慮して(ry

…で、いつもなら無理矢理でもアレするところでしたが、なかなか手強く…ハルヒの時と違って壊れちゃったらやだなぁという想いが先行したので(おもて出ろ)
今回は正統派(?)な鑑賞方法で楽しみましょうか。

しかし、一応限定版と言う事で、カラコン装着以外にパンツの色と台座に違いを出してみたり、パッケージが別物だったりほんと無駄に気合いを感じますね。
やっぱ、ミクルだからか?ミクルだからのテコ入れなのか?

パンツは通常版と色違いということです…小技ながら、なかなかニクい演出
フリルやリボンもシャープに表現、だるさを感じさせないところはさすが
台座も微妙に通常版との違いがあるとか…こういうフレーバー重視なところは大事ですね
はい、みくるちゃん、そこでビームだしてっ!
スカートはどうしましたか?超監督
RA:涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈みくる マックスファクトリー 通常版
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