CUT A REVIEW

サムライスピリッツ天下一剣客伝 いろは グッドスマイルカンパニー版

メーカー:グッドスマイルカンパニー

発売:2007/09

原型制作:中山 栄治(鉄虎竜)

メーカー希望小売価格:7,800円(税込)

玩具

鉄虎竜さんの「いろは」は、当時WFで見た時から完成品として発売される事を夢見て、って最近多い書き出しな気がしますが、なんともうれしい時代ですね。
実際、WFでミナとあわせて「グッスマ」さんから発売されると聞いた時は本当にうれしかったです、その時のまーしゃの喜びようと言ったらヤン=ウェンリーを殺した地球教教徒の様でしたよ。(ものすごくヤな比喩なんですけど)

まーしゃ的には「サムライスピリッツ」のキャラとしては今ひとつもにょるところのある「いろは」ではあります。
それは、他のキャラがなかなか製品化されない(ナコルルは別な)ことに対しての嫉妬みたいなもんがあるのは否定しませんけどね。(チャムをだせ)

当時は、「なんでメイドだよ」「あざとすぎる」といろいろ言われつつ、ここまで製品化に恵まれるということはやはり成功したという事なんでしょうか?
やっぱり世の中タイミングが全てだよね(ぉ
今なら、シャルロットさんなんかもほら、実は大メシぐらいとかいう食いしん坊属性でも付けておけば…ねぇ?

さて、そんな訳で過去レビューを見る限り今回で5作品目となる「いろは」でありますが、冒頭で書いたとおり個人的に決定版として期待していた製品です。
聞いた話では、同じく中山栄治氏の「プリエ」(ラ・ピュセル)も完成品として発売されるらしいのでわくわくしてきますね

こちらは、「和風堂玩具店」さんから発売ということです。(公式サイトではまだ発表は無いようです)
えっ?「和風堂玩具店」さんからですか?、どきどきしてきますね!(あっ、表現変わった)

1/5サイズという事で大きさ的にアドバンテージがあるのは確かですが、単純にサイズで比較するとフトモモ部分の太さは1/8の腰回り、いや1/6の腰回りすら上回るボリュームとなっており、原型の魅力を全く損なう事なく製品化してくれました。

どこからどこまでも「アンバランス」というのがキーワードとなる作品ですね、もちろん良い意味で…。
ちょっとロリなお顔に破壊力抜群のボディ、そして一見して左右のボリューム差が瞭然なつくり、これらのギャップを躍動感溢れるポーズとあわせて回り込むように広がる帯が、どこからみても画的に映えるものになってます。

非常にボリュームのある右足のフトモモがいろいろウソ解釈を内封している訳ですが、それ以上にこの状態で一応自立できる台座への固定は素晴らしいです。もちろん、経年劣化に備えてという意味でクリアー成形の補助棒が付属しておりますが、撮影中は最後まで使用せずに安定して立っていてくれました。
台座に描かれた鶴と光沢感ある作りが、シンプルながら格調高く仕上がってます。

ゲームキャラ、それも格ゲーキャラについては、アニメやマンガなど明確なイメージがあるモチーフに対して、原型師さんの解釈が色濃く反映されやすいジャンルと言える気がします…特に昔の2Dゲーのドット絵ベースのキャラなんかはね。

そんな訳で、作品ごとに印象の異なる様々な「いろは」像が見られる訳ですが、今回はちょっとロリっぽ方向なお顔に元気系の表情とポーズで、その豊満なカラダつきとのギャップがまさに、まーしゃ的に超直球ど真ん中な感じです。

大きなサイズではありますが、髪の毛など大味な表現にもならず、綺麗な仕上がりとなってます。

このフトモモのボリューム感を見て思うところで、まっぷたつに評価が分かれそうなところです。
そういう意味でかなり外角ギリギリを攻めている作風と言える訳ですが、君はどう?(まーしゃ的にど真ん中)

躍動感溢れるポーズの中で、重力に弄ばれ暴れるようなムネ、そのあふれる魅力が収まり切れずにはみ出してるというか、物理的にはみ出してる部分が魅力的というか、まさに「豊満」という言葉を具現化したものとなってます。

やはりこのフトモモの迫力は、1/5サイズという大きさでなければ伝えられないものがあると思います、そういう意味でもほぼそのままのサイズで完成品として製品化されたことが、まーしゃ的にはなによりうれしいです。

一番の見どころとなるのがこの右足のフトモモ、躍動感あるポーズとあわせて実に素敵だ
RA:サムライスピリッツ天下一剣客伝 いろは 完成品フィギュア グッドスマイル版
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