CUT A REVIEW 萌える！プロレスのススめ力石ほたるVSちはたん弐号ジャーマンスープレックスVer.

玩具

バカバカしいと思う無かれ

定期的に書いてる気もしますが、こうして新作ラッシュの中に身を置いていると、常々感じるのは最近クオリティ高くなったよなぁ…というのは、先日の「グリフォンさん」を見ていると、共感してくれる方も多いかもしれません。（なんで、ピンポイントにそれなんだよ）

注目されている各メーカーもサンプルの時点からほぼ期待通りの仕上がりと言うことも少なくなく、実にうれしいことですね~~レビューする側としてはちょっと寂しいのですが~~。

そうなってくると、期待の新作に求められるものは元キャラの人気（もしくは原作人気）か、他と一線を画するインパクトを持ったコンセプトが求められてきます。
初音ミク（AM）や来月に発売が延期となってしまいましたがエグゼリカ(AM)なんかは、申し分ないものを持っていると言えますね。

とは言え、キャラ人気に関して言えば、その人気に比例し（ときどき比例）時が経てば様々なメーカーから発売され、食傷気味になってしまうことも少なくありません、時々人気に比例してなくてもやたらとでてるシリーズもありますが…。（ほっとけ）

大サイズによるインパクトも最近は珍しく無くなってきており、むしろ各自の残存展示スペースについて語られる方が多くなってきてる気がします。
本気で業務用ショーケースが欲しくなってくるのは、こういう背景あってかもしれませんね。

そこで求められてくるのは、一目見た瞬間になんらかを感じさせるコンセプトです。
今日は発表と同時に、ほとんどの人に「バカバカしいｗｗｗｗ」と感じさせるインパクト与えたなか、「これ、いいんじゃないか？」と思ってしまった人向けという非常にニッチな製品です。（ほっとけ！）

あとはインパクトだけじゃなく、さらに「欲しいっ」と思わせるクオリティが追加されていたら完璧でしたね。（ほっとけっ！！！！）
まーしゃ的には、今月もっともと言っていいくらい楽しみにしていた製品の一つだったりします。（いよいよマイノリティの証明ですね）

企画意図と確かな意気込みを感じますね…もちろん性的な意味で

パッケージが意欲的に見どころを中心におさえた作りになっているところに、後のないという意気込みを感じます。

本製品は、プロレス初心者の素朴な疑問に応えるルールや技の解説をはじめとした萌えキャラ二人による解説本、萌える!プロレスのススめ（ＡＡ）との同時展開、中身はまじめなプロレス解説本です…ということで本製品と同様にそれはそれでニッチな層をねらいすぎだろうと思ってしまうのは素人考えですね。

ジャーマンスープレックスVer.と言う事で、今後のシリーズ展開を期待したいところです。

どうでしょうか、本当の意味でどの方向から見ても楽しめる作品と言えるのではないでしょうか

お顔と表情

シチュエーションありきの作りである為いつもの定点観測には至りませんというか、大抵どのアングルから見てもほとんど顔が見えない作りですからね。
表情、アイプリントともに特段目立ったアラもなく、数少ない顔が見えるアングルから見ても破綻なく見れるとは思いますが、他ではまず無いシチュエーションになると思うので評価が難しいところです。

ほたる（ブルマの方）はやられ顔（？）の表情つけ替えが付属しており、より加虐な方向性を楽しむ事が可能です…できは別として。（ほっとけ）

やや平面顔っぽい作りが目立ってしまうのが残念とはいえ、ポーズにはよりマッチしているかも

今回のみどころ

全体的に細部モールドがややだるかったり、するものの表情のつけ替えパーツや、ムネ部分のぽろりギミックなど小技も効いており、なによりダイナミックなポーズとその見せ方が全てであるため、そういった些末なところにつっこむのはヤボというものでしょう。

一目見た瞬間バカだなぁと感じさせつつも、その奥深いテーマ（エロプロレスが？）を貫く姿勢は見事ですね。
ここまで豪快な大股開きっぷりは確かにプロレスっていう理由付けがないとできないかもしれませんね。（ちゃけ過ぎだろ）
飾ってみてなかなか見映えするし、どこから見ても楽しいものになっていると思います。