CUT A REVIEW
「次のレビューは何にしようかな?」、はじめた頃は「タイムボカンシリーズ」の登場メカを選択するくらいのノリでしたが、今はルーレットなダーツで選択するくらい悩ましくも楽しい毎日、さしずめ前々回はタワシと言ったところでしょうか?(じゃあ、パジェロは?)
余所様のレビューを眺めながら自分も開封してぇ…と思いつつ、妙なこだわりでレビュー順序が先送りになっていた「ToHeart2 XRATED 久寿川ささら -スク水メイドVer.コトブキヤ版」です。(本当にアホですね)
先日のコミケを眺めたところでは、同人人気の方も比較的落ち着いちゃってるのかなといった感じですかね。もっともあそこでは一部トップ人気ジャンルが圧倒的に目立つというのも事実ですが…。
ともあれ「ようやく語られそうなそれは語られなかったもう一つの季節」の発売をいまかいまかと待つ根強いファンに支えられているところはさすが「ToHeart」シリーズ、エロゲの老舗Leafの最後の砦切り札という感じでしょうか。
まぁ、フィギュア業界的には、常日頃多々あるメーカーより発売される このみ(AM)、タマ姉(AM)、いいんちょ(AM)といった定番の三巨頭によるずっとオレのターンの洗礼を受け、メインキャラどころかサブキャラまで全部網羅する気かというコトブキヤさんの精力的なリリースにより人気の衰えを全く感じさせることなく、新シリーズに突入となりそうですね。
なんと言っても、個人的についに待望の由真(AM)がメイドVer.で製品化ということで、いよいよオレのターン!という感じです。
今回はできれば、黄色までお願いしたいのです…それはつまりメインキャラは全部製品化希望と同義となる訳ですが。(深く考えちゃダメだ)
しかし、よくもこれだけコンセプト詰め込んだなという点とそれをバランス良く取り込んで魅力的に仕上げたものだな…という点については脱帽と言えますね。
スク水+エプロン+ニーソでメイド…とは、冗談みたいな組み合わせだと思いましたが、いいね、これはいいね!(ハンバーグカレーとか好きだしな)
全体的なバランスについては、過剰に強調された一部が全く不自然に見えない(言い過ぎだろ)絶妙なバランス取りと言っていいですね。
思いっきり寄せた胸については、これをもってこの作品はずっと語り継がれていく部分に違いないと思いますね。
塗装については、髪の毛の淡くやわらかい印象とスク水部分の光沢感がアクセントになっており、後からの絶景もまた実にインパクトのある作りで、全体的に綺麗に仕上がっています。
こうなると、エプロンが取り外せたらおもしろかったのにな…と思ってしまうのは、ちょっと欲張りな要求ですかね。
既に手慣れた感じのすっきりしたアイプリントやうしろに綺麗に広がりを見せる髪の毛の表現は、シャープでかつやわらかい色合いでソツのない仕上がりと言えますが、立体化の難しい表情と言える口の表現とそれにともなう頬のラインが角度を選びそうです。
正面からのアングルについては、見どころを一カ所に絞り込めるようにトレイで隠されてますが、トレイは取り外し可能ですので、そこはご安心を…。
エプロンの下のスク水の表現についても、このクオリティで見てみたかったところではありますが…そういえば、このシリーズ従来から続いている水着シリーズに入るのですかね?それとも次のメイドシリーズに入るのですかね?
今回付属する背景紙は、以前のように箱の一部を切り取るものではなく、内部に別梱包される形で付属しており、以前のものは縁が切り取り線のギザギザ状になってしまい必要以上に安っぽく見えたのに比べて良い感じですね。
属性盛りだくさんで、見どころも盛りだくさん |
スク水にエプロン&ニーソ、裸エプロンを越える夢のシチュエーションと言えるかもしれませんね ありそうで、ありえなそうなところが…(いや、無いから) |
どれだけ薄いエプロンなのか、問いつめたくなるけどエンター性を重視する姿勢が常に大事だと思います |
張りのあるおしりと太もものむっちりしたところが魅力 うしろ向きに飾るか正面で飾るかに人間性を垣間見ることでしょう |
今回の背景紙は、箱の一部を切り出すものではなく パッケージ内に同封されています、これはグッドですね |
RA:ToHeart2 XRATED 久寿川ささら -スク水メイドVer.コトブキヤ版 |