CUT A REVIEW@cutanews
古今、SFアニメにおいての宇宙服…特に女性用というのは、異常なまでにカラダにフィットするように作るのはお約束、それだけは譲れない、譲っちゃいけない決まりがあるのはみなさんご存知だとは思いますが…。
「宇宙普段着」なるものが開発され、宇宙での生活に向けて少しずつ現実的なビジョンが見えて来るに従って、夢は夢のまま残しておくのが良いのではないだろうか?…と夢が夢でなくなると同時に失うもの、今日はそんな男の浪漫についてです。
クロノ∞ゲートというブランドということで、マイナー作品から高クオリティなものを…というコンセプトな訳ですが、なにより価格的に一回り目立つという点でねらい的には今ひとつハードルが高すぎる気がしないではないのですが、今回は造形的にはかなり直球です。。
ピッチリとしたボディースーツでは、コトブキヤさんは既にプラグでワイヤーがギリギリの好前例があるわけですが、今回はよりカラダのラインが丸わかり過ぎるスーツでさらにギリギリを狙ってみましたというところですね。
ピッチリスーツに目が行きがちですが、装備品も細部まで塗り、モールドともにかなり丁寧に作られていて非常に密度の高い情報量を詰め込まれてますね…レビューする身で無ければ間違いなくスルーしてそうなところですが、ブランド名の意地を見せたというところでしょうか。
台座に付属するロケットのミニチュア自体も非常に細かな作りでありますが、これに真っ先に費用対比を考えちゃうところは、作品に対しての純真な気持ちが1/3くらいしかないからでしょうか。
なかなか立体化して映えるように作るのは難しいと思われる表情ですが、目線と言い大きく開けた口といいうまくアニメ絵のフレイバーを活かしつつポーズにあわせて仕上がっていると思います。
特に口の表現については、かわいらしいほっぺたのラインを崩すことのない、うまい作りですね。
サンプルが発表された時点で、おしりの方がえらい事になりそうだと思っていましたが、予想を超える仕上がりにうれしい誤算というか期待通りというか、裸にする以上に効果的な手法の一つだと確信してます。(おちついてね)
ギリギリ造形もさることながら、かなり絶妙な色合いが反則級 こうじとーーーっとココロの目でみると色合いが更にね? |
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そういう目で見ないとしても、装備品までしっかりとした作り込みは気持ちの良い仕上がり | |
この隙間の描写は見事という他ありません 勢いを感じさせる手つきがまた… |
君は前から胸を凝視してもよいし、後からおしりを凝視してもよい |
RA:森田ゆかり from ロケットガール 完成品フィギュア クロノ∞ゲート版 |