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トリガーハート エグゼリカ エグゼリカ アルター版

メーカー:アルター 発売:2008/03
原型製作:爪塚ヒロユキ
メーカー希望小売価格:15,540円(税込)

玩具

でかいな…だけど、でかすぎって程じゃないな」…と、「まだ慌てるような時間じゃない」という落ち着き払った態度を取れるかが分かれ道、いわゆる「アルフェイ」を経験しているかどうかがその線引きと言えるでしょう。

もう一昨年の事になる「アルターフェイト」の発売以来、フィギュアの大サイズ化の傾向を辿りつつも、店頭で困惑する程のインパクトを与えられたことは、そうはありません。(あってたまるか)

事前情報で肩幅あるから持ち帰るなら覚悟しろというおおよそフィギュアとは無縁と思われる警告が発せられていたり、WFで事前に見ていた事もあり、店頭で見た時も見覚えのあるサイズだと思いました。

そう、家電売り場に列んでいるビデオデッキとかの箱と同じような大きさですよ、持ち帰る上でそれほど困る大きさではありませんね。
それがフィギュアの箱であるという事さえ気にしなければの話ですが…。

正直、価格的にも前述の箱の大きさの件にしても、つまるところは本体女の娘部分以外のコンポーネントにチカラが注がれている為であり、それがダイレクトに価格に跳ね返る事を考えるとどうだろう?と思っていたのですが、フタを開けた瞬間にそんなことは全く気にならなくなる素晴らしい質感とクオリティです。

自機が萌えキャラってことならば、まーしゃはまずコットンからだな…と、最初エグゼリカの話を聞いた時は「スク水ってどれだけ安直なんだよ」と軽口を叩きつつ、ロケテスト初日から見物にいった日の事を思い出します。

脱衣がない分実は、撮影は意外と簡単に済ませるかもしれないという甘い考えを一気に吹き飛ばすだけの存在感がそこにありました。

付属するパーツの多さを固定する上で必要不可欠と思われる台座は、この上なくがっちりとした安定感のある作りとなっており、フル装備の状態であってもグラつく事もない安心できるものになっています、底面積的には同スケールの1/7程度のフィギュアであれば余裕で4、5体飾れそうな広さを占有する事になりますが…。

ともあれ、バックパック、随伴艦など、メカのかっこよさと本体の女の娘との親和性を完成品として完全に再現できていることがなにより驚きです。

原型師さんの味付けが前面にでているとは言え、やはりロリではこの人以外にはありえないと確信できる出来映えが素晴らしく、「アルターフェイト」の時と同様に完璧な究極ロリとして語り継がれることになりそうです…もちろん箱の事以外で。

写真のアップでみると若干、ヘッドギアの継ぎ目部分などに目が行くかもしれませんが、普通に見る分にはまったく気にならない程度となっており、髪の毛は毛先までシャープで、全体的なスタイリッシュなイメージを崩す事無いしっかりとした仕上がりとなってます。。

本体女の娘のコスチュームの露出度が高く、かつ周りメカメカっとしたモノが付属するメカっ娘においては、その露出を多い隠すくらいごてごてついている方がよりエロサが増すというのが勝利の方程式なのです。(自説)

そう言う意味では、「100点、100点プリーズ!」と叫びそうになったくらいです。

メカと女の娘の組み合わせが生み出す相乗効果はここにきて究極に近づいてると思う

コアとなるエグゼリカ自体、白スク水という約束された勝利を具現化したようなコスチュームである為、その仕上がりさえ失敗しなければ…と、量産化による劣化のみを心配していましたが、全くの杞憂でしたね。

まーしゃ的に大好物のツヤツヤ仕上げであるところを差し引いても、ボディに施された絶妙なシャドウ具合はロリボディ特有のハッキリしすぎないが緩やかで豊かな起伏異常に引き立ててくれます。(この辺、泣きそうなくらい感謝したいところ)

フライトユニットのバックパック部分にあたるところは、台座後部に固定可能なつくりです。
実物を見るまでは、価格のうちの半分以上にあたるわけだよなぁ…と、若干後ろ向きな感想を用意していたのですが、いやいやとんでもなく作り込まれたものであり、どうやっても撮影枚数を多くなる要因となりました。

単体としても実に見応えのあり、なんてモビルアーマー?いや紋章機?と思わせる代物ですね。

ある意味ここまでが台座と言えます
アンカーユニット「ディアフェンド」
半自動随伴砲撃艦「アールスティア」
コアとなる白スク水がまぶしい!
スタイリッシュなかっこよさと、かわいらしさが見事に融合

これも一つのキャストオフというべきか、パーツを全てハズした状態でのディスプレイ。
随分とスッキリとした印象になりますが、台座が大きいのでその場所占有率は、相変わらず1/8サイズ数体分を要します。

台座とは、ダボ穴による固定などの野暮な仕様は必要のないフィット感が、ちょこんと載せた時の設置部分のエロさは異常!

君がこの自転車のサドルの様な、この台座部分になりたいという気持ちは至極まっとうな事だよ
改めて基礎となるスク水部分、それも肝心な部分の作り込みの神っぷりに感謝
台座からハズして飾る方法も考えてみたいところ
この完璧ロリを立体化する上で、完璧の組み合わせだと確信する原型師とメーカーと断言してもいいね
RA:トリガーハート エグゼリカ エグゼリカ 完成品フィギュア アルター版
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