CUT A REVIEW

ギャラクシーエンジェル ミント・ブラマンシュ ダイキ工業版

メーカー:ダイキ工業 発売:2005/10
原型製作:ZAN

メーカー希望小売価格:7,350円(税込)

玩具

ゲーム、漫画、アニメと多種なメディアで展開してたまーしゃの大好きなブロッコリーの「ギャラクシーエンジェル」、メディアごとに異なるキャラの味付けが特徴で良く言えば幅広いファン層を獲得したり…というか賛否両論だったりするわけですが、とりわけゲーム版とアニメ版ね。
ちなみに、まーしゃはアニメ版派です。(黒くないミントさんなんて、ミントさんじゃないよ!)

そのギャラクシーエンジェルものの中でも、WFやフィギュア雑誌などで前から「完成品で出ないかなぁ」と思っていたのがこの「スク水ミントさん」な訳です。
その時星にかけた願い事は「スク水ミントさんが、完成品フィギュアとして発売されますように…トイ○ラ以外からよろしく!あとアトリエほにゃららもやめてね」と、中途半端に具体的なWishを唱えたのが失敗だったんでしょうか。(失敗とか言うな)

そんな訳で比較的イメージ的には多様性を許容できる作品ではある訳で、ボックス背面に描かれた元絵となるぽよよんロック氏のイラストは実に素晴らしいですね、いつもの氏の絵だと言えばそうかもしれませんけど。
この時点で、ちょびっとイヤな予感がしたんですよね。ほら、箱が一番良いよね!ということになるんじゃないかと…。

まーしゃ的にダイキさんには、「悪魔さん」や「いろは」など非常にアグレッシブなアプローチが非常にドキドキさせられていて、この「ミントさん」が発売される前に、アレしちゃったりしないだろうかと言うのが何より心配だったのですが、もういいかな?(かな、じゃねぇだろ)

…とまぁ、いろいろ言いたいことはあるんだけど、心の中にしまっておいた言葉は「コレジャナーーーイ!」(しまっとけ)

このフィギュアの楽しみ方の基本は正面から少し離れて見るのが、正しい観かたと言えましょう。
最初のサンプルで不安のどん底に落とされた、肌色のテカテカ感はだいぶ抑えられてると思います。

多少ゲート跡が目立つ点や、高いとは言えない塗装レベルについても至近で見ない限りは目立たないとも言えます。
全体的なイメージとしては、なかなか元絵の雰囲気を再現できてる気もしますね。

もう他のメーカーから、もう一度製品化されることは無いであろうことは確実なので、この辺の文章からちょっと自分を励ますフレーバーを感じるかもしれませんが、気のせいじゃないかもしれませんね。

前述の通り、肌の色については最初のサンプル写真に比べるとだいぶ抑えられてると思うので、正面からの角度に限定すれば(さらに言えば向かってやや右方向から)、かわいらしい一面を観ることができます。

ミントさんのかわいらしい一面があることをこんな形で限定して表現してくれなくてもいいんですよ。
それに逆だろ、ミントさんはほとんどの面でかわいいだろ!(かわいくない一面があるような言い方に聞こえるよ、ソレ)

いっそ新しい解釈で、上着を外せるギミックにチャレンジした結果だったら、このできも許容できたかもしれないとかなんとか。

いやたしかに、こう…顔さえ気にしなければなかなか記号的には素晴らしい組み合わせでして、ニーソ+スク水+エンジェル隊制服という約束された合体レシピだと思うんですけどねぇ、合体事故か?コンゴトモヨロシク

常日ごろ、なるべくかわいらしく撮れてるものを選んでるつもりではあるのですけど…今回は特にアレだった
スク水部分については良い感じですね、多少塗り残しとかあるんだけど
その辺は些末と割り切れてしまう気がします、あまり良くない意味で…
ちょっとボリュームのもの足りなさがニッチな魅力を醸し出していたりいなかったりする
ニーソの上のバンソウコウ、それにどんな意味があるのかは別にして超重要、そこはグゥだ!
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