CUT A REVIEW
待ちに待ってた(しらじらしいな)「なのは」さんが届きました。
既に直球系のレビューではえらいことに、そうでないところはやんわりと、その惨劇模様が伝えられていますが、おかげでこころの準備ができた気がします。
店頭でwktkしながらこのパッケージ越しになのはさんをみたら、きっとショックで2点ダメージだったろうな。(deal 2 damage)
既に第三期TVシリーズについての発表があったり、夏コミでの物販スペースでの凄惨なイベントっぷりからも人気の高さがうかがえる「なのは」シリーズですが、発売済みのアルター版「なのは」をはじめとして、グッスマ版、コトブキヤ版の発売も決まっておりフィギュア業界でも大人気です。
相方のフェイトの方も同じように各社から発売されることが決定してますし、今後もいやが上にも期待が高まるというものです。
さて、これほどの人気シリーズである以上、「イマイチなものはスルーして次に期待!」というスタンスで我々も迎えたいと思ってはいるのですが、どうにも発売前のサンプルを見ていると決定打がどれなのかわからず「失敗しても次があるさ!」というスタンスになってしまうのは遠大な策略なのでしょうか。
ぶっちゃけどれも微妙すぎて、手にしてみないとなんとも言えない気がしますね。
その中でも、もっとも危険牌だったと思われるムービック版ですが、さてどんな感じでしょうね。
ウチのレビューはあまり直球系のコメントは(あっちの方向の場合)、抑え気味なのでいつもの様に行間から読み取ってみてください。
このシリーズなんだかすべからく「レイジングハートのデキが良いです」というコメントから始まることになるような気がするのは、まーしゃの杞憂でしょうか。
レイジングハートについては「限定版」に付属するエクセリオンモードと、通常版のシーリングモードがある訳ですが、今後発売される「なのは」にはきっとエクセリオンモードが多いだろうと思って、まーしゃは通常版を選択しました。
きっとムービック版が「一番アレなできだろう」という打算があった訳ではありますが、やけに「レイジングハートエクセリオン」だけは妙に見栄えのするイイできでちょっとがっくり…。
あと台座はやけにでかくて場所をとりがちではありますが、傾斜面になのはを立たせることで躍動感あふれるアングルで飾ることができて、この点については実に素晴らしいと思います。
まーしゃ的には原作の雰囲気を出す為に、撮影した画像の背景に魔法陣を合成したものでも作ろうかと思っていたのですが、テンション下がってそれどころではなかったので実に丁度良かったです。
角度を限定すると思ったより悪くありません。(第一声がそれかよ)
なんというか二次元の嘘をそのまま立体化しましたという感じではありますが、全体的にポーズと表情があっている為、思ったより気にならなかったりします。
単に角度限定系のフィギュアに対しての心構えが既にできあがってしまっているサイト管理人だけかもしれませんが…。
撮影していて思ったことは、のっぺりした印象を与えすぎの顔以外については思った以上に悪くない(今回も多いなぁこのフレーズ)ということですね。
傾斜のある台座にセットする前提の為、かなりハッタリの利いたポーズ付けで実物以上にかっこよく見えます。
例えるなら、「ガンダムSEED」系MSが例のハッタリの利いた構図のおかげで劇的にかっこよく見えるアレみたいなもんですね。(最低の例えきた)
ちょっと頭のツヤの表現が過度に立体感を損ねるかな | ケレン味のある見せ方がなんとなくアレに通じる |
原作の魔法陣設定に忠実な再現 この台座については実に見事だと思います…場所取るけど |
かなり景気よくひるがえっているので 立体化してなによりうれしい要素はきっちり抑えてます |
スカートの縁で攻撃するリリカルザッパー(嘘) |
塗装については決して秀でたものはありませんが 著しく悪くもないと思います |
大きい分、もうちょっとグラデーション効果を付けると 立体感でて、安っぽさを消せたんだと思うけど… |
レイジングハートは通常版のものも良い感じ | コアの部分はクリアパーツです |
可もなく不可もなくという感じです。
ここが神懸かったできだったりすると一気に伝説レベルとして語り次がれることもあるのでちょっと残念ですね。