CUT A REVIEW
「To be on or not to be on, that is the question.」…へぇ、はいてないって、not to be on って言うんだ、今度機会があったら使ってみよう。(挨拶)
「アキバBlog」さんのところのマスコットキャラ「ナードたん」がいよいよ完成品フィギュアとして発売されました。
最初お友達からフィギュア化の話を聞いた時、「完成品?すごいね、でも最近は同人フィギュアも完成品多いからねぇ…って、メーカーから出んの?」
…と、かなり驚いたものですが、実際発売されたものみて更に驚かされました。
”はいてない”のヲタ文化への浸透速度は驚くものがありましたが、ことフィギュア(立体化)に際しては、どうしたって無理があるってもんですよ。
かつて「蒼い海のトリスティア ナノカ・フランカ」が完成品として発売された時は、一般売りである以上叶わぬ夢とはわかっていながら、それでももしかしたら…と、夢を馳せ、まぁ見事に裏切られた訳ですが…。(遠くを見つめる目で)
今回は発売まで見事にその一点についてはうまくはぐらかされ、発売後の店頭では、パッケージまでうまい具合に期待を盛り上げてくれ、帰り着く足を速めてくれたというものです。
しかし、良くもまぁ、ここまで考えて作られてるな…と感動しましたよ。
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「しかたない…やっぱり小さいパンツくらいでお茶を濁すしかないんじゃないか?」
「ダメですっ!それでははいてないという命題から目をそらしているだけじゃないですか!」」
…そんな感じで ここに至るまで、その作りに対して様々なドラマが展開されていたのではと想像されるくらいです。(勝手な想像です)
プロジェクトX化されるくらいさ!(それはもう終わりました)
さていよいよ、最初の問いに答える時がきたわけですが…あっ、君、ネタバレOKなタイプ?
とりあえず前フリのこのコーナー(?)では、ことこういった「はいてない」をイメージしたキャラの場合、夢を壊しちゃいけない為、アングルにはいろいろ気をつかっているんです。(撮影については、もっと気を使うことがいろいろあるんじゃないか?)
そんな訳で、ここでは「はいてないけど、はいてたので、はいてない様に見えるようにはいてない状態で撮ってみました」。(宇宙語?)
鼻が無い系(クリリンのことか〜っ!)かと思ってましたけど、思ったより違和感なくかわいらしい作りです。
髪の毛の陰影表現や、分割線についてもよく考えられていて、髪の毛の後ろ部分とかはやけに気合いの入った作りになってます。
あとハネた髪の毛の部分もシャープでいいですね。
頭に刺さってる(?)メモリがメモリスティックちっくなのには、はじめて気が付きました。
スカートはデフォで外せる作りですので心配なく。
まずはわかりやすくスカート外したところです。この時点で「なんだはいてるじゃん」とガッカリすることなかれ、気が付いていると思いますがパンツは布製です。
ここまで言えば、オレの言いたいことわかるよな?
さて、みなさんお待ちかね。じゃんけんに勝つとナードたんのパンツを消すことができる裏技があるよ!(それはウソ技です)
そんなわけでいろいろ工夫した状態がこれ…。
なるほど、フトモモ部分の分割線はそう言うことだったんだね、よく考えられてます。。
元絵のイメージを崩すことなく | 腰の部分のひらひらがいいですね |
はいてない系(いつのまにそんな系統が?)は 既にここで極まったと言ってもいいね |
マエバリストの方々も満足できる逸品デスよ |
まっ、まだパワーアップできると言うのか…。(ガクガクブルブル)
さて最終段階です。
いや、もうあれでしょ?言うこと無いでしょ?
最強の戦闘力をもつ形態 | 次は、(マエバリ)つけてない!だな(売れません) |
いいのかな…コレ | すごい前例ができちゃった気がしない? |
『「はいてないけど、一般売り可能な製品」…この難しい注文を良く果たしてくれた、ゴルゴ13(サーティーン)グッドスマイルカンパニー。』
現在、萌えフィギュア市場は拡大の一途を辿り、様々なフィギュアが矢継ぎ早に市場に投入されているという。
しかし、最近乱発される新製品には、ただ単に肌の露出を増やしただけもものも少なくなく、こうした現状が萌えフィギュア業界の衰退を招くのでは無いかとの懸念の声がでている。
にもかかわらず、年内に発売される萌えフィギュアのうち脱衣可能なものは38%にものぼるとの予想がされている。(WFA調べ)
…と、うそっぱちを並べつつ、ゴルゴ13に出てくるCIA長官ちっくな面持ちでシメ。