CUT A REVIEW

BOMEコレクション第17弾 鬼娘4

メーカー:海洋堂 発売:2006/11
原型製作:ボーメ

メーカー希望小売価格:4,725円(税込)

玩具

造形の細かさや(主に装備品や付属品の)、精度の高い塗装にも関わらず、塗り肌が特徴であった為か、今ひとつ評価の分かれるBOMEコレクションではありましたが、最近肌部分が成形色になったせいか、PVC製の数少ない利点とも言える明度の高さで、ちょっと濃いめとも思えるキャラクターも緩和されたかんじですね。

今回は鬼娘シリーズの中でも、やや毛色の違う表情、透明度を感じさせる髪の毛の表現で、珍しくかわいらしい系のものに仕上がってます。
台座は鬼の手をイメージしたような半透明の非常に凝ったもので、他のメーカーとは違う気合いを感じますね。

BOMEコレクションは、無駄にカラバリなど意外にいろいろ揃えてたりしますが、鬼娘シリーズは実はこれが初めてだったりします。
ホントは「鬼娘3(RA」でお尻分(生きる為に必要な成分)を得ようと思っていたのですが、近くにより高成分なWinちゃん2を手に入れて満足していたので時機を逸してしまっていたので、今回はちょっと別方向からのアプローチでお尻分を得ようかと思った次第です。

何というか、本体以上に気合い入ってないか?これ…って気がしますが、なかなか雰囲気作りに一役買ってるベースです。
まぁ確かに、ただの平べったい台座だったりすると、なんかのアクシデントで棚から落ちたりすると、もうどれがどれのベースだかわからなくなったりしますしね
ちなみに、まーしゃは、もうどれのものかわからない台座を十数枚以上もてあましてたりします。

今までのシリーズにはないパターンでかわいらしい作りですね。
髪の毛は透明素材にクリア塗装を重ねることで表現しているというもので、確かに他にはない色合いと質感をだしてます。

今回は、「ポプリクラブ」1999年3月号の表紙を飾った「NAS-O氏」のイラストから立体化という事ですが、そう言えばこの表紙持ってた気がするなぁ…「ポプリクラブ」がどういう雑誌かしらない人は、知らないままで良いと思います。

しかし、ほんとこの棍棒がやけによく出来てる気がするんですよね、塗装とかも…

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