CUT A REVIEW
今回のWFでの個人的な目玉でありつつも自分ではまずゲットできなかったであろう一つ、シロウくんありがとう。
そんな訳で今回は、WF購入物レビューの第一弾として(遅っ)、「CL#005 Mine bluE#10 妄想…原付と、女の子と、桃源郷」、ありていに言えば「原付と女の子の透け透けバージョン」ってやつです。
WF開催前からも微妙に「通販もするかも?」な情報があったりして(事実いくつか予約してたりしましたね、瞬殺されたようでしたけど)、果たしてWFの限定品とえるもんなのか微妙なところではあったのですが、やまとさんはかつて「エクセルサーガ 六本松弐式」の時に「エクセルサーガ 六本松弐式 スペシャルカラー版(白)」を発売し、ひゃっほうと喜んだ後に「イベント限定のもっと透け透け版」を出してくれた過去がありますので…。
今回も、もしかしたら後に発売される通販版(CL#005 Mine bluE#10 妄想…原付と、女の子と、桃源郷(RA))とまた違うのかも(主に透け具合が)、という微妙な必死さ加減が要求される高難度アイテムでありました。
結果からすると、このパッケージの妙に気合いの入った作りかたから推察するに一緒なんだろうなぁ。
…いやいや、多くの方に手に入る機会が増えて喜ばしいですね。(やや棒読み気味に)
いやでもまじめな話、リペイントものなんですから、もう少し数を作ってくれても良かったんじゃないですかね?
もっとも、それでも、それでも、やまとさんならやってくれる(AA略)…といういつものオチがつく訳だけど。
たしかにパッケージ背面に描かれているイラストをそのまま再現したかのような雰囲気があるのはお見事です。
やたらと凝っているバイクの再現度はある意味こだわりの域に達しています、特にキー(キーホルダー付き)とそれを指す穴まで再現されている辺りとかは、ホントに無駄なこだわりと言っていい辺りが感動させてくれるでしょう。(もっと別のところにこだわってくれという気持ちも正直ちょっとはある)
通常版では左肩(今回の写真では左手のリボンが巻かれている)に目立つ分割線が存在し、せっかくの完成度を下げてしまっていて非常に残念だったところがあるのですが、今回はおまけとしてリボンパーツが同梱されており、その分割線をうまく隠す事が可能です。
できれば製品版の頃からやってくれってところもありますが、これはよい配慮でした。
全体的な肌の色合いを含めてやさしくやわらかい印象のある色遣いと非常に細かい装飾品への塗装と…これはホントにやまと製品か?行き届いた品質を感じます。
フィギュアとして製品化される機会に非常に恵まれてる絵師さんである「吉崎観音氏」ではありますが、再現の度合いでいうとなかなかその雰囲気を伝えるのが難しいといったところなのか、一時期は吉崎観音ものの立体化は絶望の象徴みたいな感じでしたからねぇ…使徒(ry。
今回はそういう点では非常にうまく吉崎絵を再現できており、その上全体的な雰囲気も非常にらしい仕上がりと言えるのではないでしょうか。
アイプリントの光沢ある仕上げは効果的で、表情とあわせて作風にマッチしたつくりとなっているところが魅力的です。
髪の毛の作りはややもっさりしてるとも思いましたが、帽子にたなびくリボンと共に流れる髪の毛がうまく疾走感を感じさせるものとして大変よろしいです。
CUT A REVIEW SIF EX エクセルサーガ 六本松弐式 スペシャルカラー版(白) |
今回は透け塗装ということで、このバイクの上にちょこんと乗ったポーズってどうだろう?と思っていたのですが、いやいやなかなかどうして「たゆんたゆん」と言った感じをフィギュア全体から感じられる辺りは実に素晴らしい。
さて一番気になるところはその透け具合、「良い透けは乳首まで透けたものだけだ」という基準で言えば、ほのかに色づけされた本製品は良い透けになるのかな?…とは言えさすがに形状までは作り込まれてないところが、さわやかさを前面に出してる残念なところでありましょうか。(本音がまじってるぞ)
そうはいってもなかなか見応えのあるボリュームと全体的にむっちりとした感じが非常にいいですね。
通常版の「青」、限定版の「黒」と「透け」の三種類のラインナップだった訳ですが、限定版は「透けVer」と「もっと透け透け」とかだったらひどい事になっていたでしょうね。
やまとさんの場合、冗談にならないからなぁ。(ひどい)
十分な透けとは言えるが人の欲望は飽くなきかな… |
やわらかそうな質感がうまく表現されてると思います |
バイク自体の作りは特にすごい、スニーカーも |