CUT A REVIEW

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ バニーガール レッドバニーVer. アトリエ彩版

メーカー:アトリエ彩 発売:2006/12

メーカー希望小売価格:7,560円(税込)

玩具

大型連休もあったせいかここ最近少しばかり新製品発売も控えめな今月、発売日が確定している予定表だけを眺めている分には、月末まで比較的平穏な発売スケジュールと見れるかもしれません…未定っていうのがやたらと目立つ気もしますが、この業界はいつものこと、先月末はひどかったからなぁ…。

そういいつつ、油断してると発売延期だったり未定だったモノが、対戦テトリスで送り込まれるブロックの様に一瞬のうちに積み上げられ、気がつくともう天井かよっ!…というびっくり状態になることも多いです。 ああ、ウチの積み上がった未レビュー品もT-SPINトリプルで華麗に消化できたりしないかしら…。

そんな感じで積まれた製品を眺めつつ、発売直後の機会を逃してしまったレビュータイミングというのはなかなか難しいもので、なんかきっかけがないとヤリづらかったりするもんなんですよねぇ…例えば前回の長門なんかはひとみとバニーつながりってことでね。(へぇ、そうだったんだ)

そういう意味ではこのうえないタイミングがキタと言ってもイイ、特価セールで比較的安く手に入れた「バニーハルヒ」です。
長門同様バニーで1/6と言うところは非常にまーしゃ的ツボにはまった製品ではあったのですが、「ハルヒ」だしな…という理由により後回し、ついに待ちに待ってたレビューする機会がきましたね。(途中に本音混じってたぞ)

真っ赤なバニースーツを見ていると…思わずELOの「Twilight」が流れてダイナロボもどきを投げ飛ばしてくれそうな気がします。

ハルヒの場合、全員バニーの元絵以前に劇中のライブシーンを元にという事もあり、ここは本来通常版が一番しっくり来るんじゃないかとも思いますが、バニーで言えばこのあと本命のメタモハルヒ バニー(RA)が控えてるから…いやいや、新鮮みのある赤を選んでみました。
せっかくだから俺は赤のハルヒを選ぶぜ!ってアレですね。

ギターを持たせピックを頭上に構えるポーズは結構しっくりと画になり好印象です。(ギターも割とソツなく見映えするものですし)
バニースーツの光沢塗装についても(個体差ありそうですが)長門比べて、丁寧な仕上がりで良いものになってます、まぁこっちの方が先にでてる訳ですから長門で退化したのか?って話になる訳ですけど…。

台座は、これまた長門に比べて踵部分をはめる形状になっている分安定している…かと思ったんですが、やっぱり補助軸なしだとやや前のめりで安定しませんのでせっかくだからもうちょっとがんばって欲しかったところ、この後ろ姿が棒で見えなくなるのは残念すぎるでしょ?

『お顔と表情』という点では、マックスファクトリー版かなり極まったかわいげの無い可愛さを再現してしまっていたので、それと比較するのは酷というものではありますが、こちらもアトリエ彩製という点を差し引いても若干ひいき目に見てるんじゃないかという点を差し引いても(くどいよ)、可愛らしいですね。

首がボールジョイントであるという点は長門同様の為、今度はしっかり気がつきましたが髪の毛が動きに干渉するのでほとんど動かせませんね。
アイプリントの光沢表現や、髪の毛のつくりも十分及第点と言えますし、このレベルの製品をリリースし続けてくれればネタにできるメーカーさんがまた減って残念安心してシリーズの続きを期待できそうですね。

バニースーツについてはとりあえず文句のない仕上がりですね。
タイツ部分の質感についてはシンプルすぎますが、これはこれで悪くないようにも見えます…ややチープですが無難な表現と言えるかもしれません。

しかし、他の作品であれば水着というところが、この作品の場合バニー姿ということなのか、ほんといろんなメーカーからバニー姿で発売されますね。
そういう意味では、それらが出揃った時にこそ真の評価がなされる訳ですが…なんか案外いい線行くかもね。(ほっとけ)

タイツの質感がシンプル過ぎるのがやや残念だけど、バニースーツについてはかなり好評
ギターの固定は思ったよりしっかり固定できて、ありがちなプラプラ感が無いのはむしろ意外だった(超失礼だ)
光沢仕上げは長門に比べて汚れが目立ちにくいからか丁寧な仕上がりに見えます
ギターを外してマイクを持たせる手首が付属して、より見るべきところがみやすくなってます
なかなか劇中のソレっぽい雰囲気は醸し出せてるような…
(そう思うなら黒にしとけよ)
RA:涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ バニーガール レッドバニーVer. アトリエ彩 版
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