CUT A REVIEW@cutanews
積み上げたフィギュアの箱(未開封)は塔を作り(通称バベルの塔期)、その塔が増え壁となる(通称ベルリンの壁期)、そして壁が重なり強固なものになっていきます。こういったリアルテトリスを楽しんでいたらいつのまにかブロックアウト(立体テトリス)になっていたことはありませんでしょうか?(ありません)
次の新作ラッシュまで少し時間のある今がチャンスとばかりに連続レビューでもと息巻いてみましたが…最初の一手でつまずきました。
3色目のレビューだしラクチンじゃね?という、自分に優しい思惑は、良い意味裏切られた3色目にしてなお撮り応えたっぷりの逸品でありました。
発売されるたびに好評の「クイーンズブレイド」シリーズリペントももはや定番、でない方が珍しいくらいです。でも、2回もリペイントバージョンが発売されるとなるものは、さすがにキャラの骨の髄までしゃぶり尽くす勝算有り人気どころと言ったところでしょうか。
「もうちょっと」は、僕と君との永遠(とこしえ)の約束になりがちなCUTAでの大切なキーワード。
ホントにお待たせしてしまいました…先日レビューした「アイリ」に続いて本日は、「鋼鉄姫ユーミル 2PカラーVer.」です。
ノーマルのピンク、よそ行きカラーの水色というファンシーな色合いから一転して、シックな黒に変更したことにより随分と印象が変わり、この辺が三色目ながらつい購入に結びついてしまった人を多数生み出した要因かもしれません。
黒い斧とガントレット、黒メタリックなブーツは、白いフリルがアクセントになって前作二種と全く違った印象になってます。
よそ行きカラーと同様に目は赤系となっていますが、こちらはブラック系に赤目ということでよりダークな印象ですね、造形的にはまったく変わってないように見えますが…。
正直、撮影するまで三色目だしなぁ…と、やや惰性で撮影を始めたのですが、やはりこの製品はすごいですね。
見どころに遜色がないというか、中途半端には終わらせられない魅力があり、強烈に惹きつけられました。
ガントレットも別カラー 前回のよそ行きカラーより色の変更箇所は多いです |
脱着可能なムネ部分 無いものは無いなりに隙間で微妙なアピールを忘れない |
スカートを外せばすぐにレッドゾーン、さすがドワーフ族の着こなしは半端ねぇぜ!
着脱可能なパンツは(PVC製品的に)どうしてもジャストフィットさせるのが難しいところですが、それを逆手に取った最高の形ですね。
何度撮影しても、撮影枚数が倍加するのもやむを得ないと思います。
脱げないように何歩歩けるか…そんなことで競えそうなくらい これはもうはいてないに限りなく近いというか、それ以上というか… |
前の二色は、カラーバリエーションながら全部脱がせちゃうとほとんど腹巻き(?)の部分しか、目立った色違い部分はありませんでしが、今回はより違いが際立つ配色となってますね。
唯一難をあげるならば、黒いスカートは取り扱い気をつけないとうっかり肌に色移りさせちゃいがちなので注意しましょう。
「貧」というなっ、「微」と言え…いやそれもどうだ? この形にして手を抜かないメガハウスさん、なんとも頼もしい限り |
このシリーズの「はいてない」担当をしっかり定着させたオリジナルの功績はホントに大きいね |
おしり側はやや淡泊というかお子様のおしりですね |
さすがに色違いとはいえ、三度目の撮影となりましたので、今回はちょっと違った雰囲気を出せればなぁ…と思った次第。
紅い目が際立つと、ちょっと予想以上こわかっこいい感じに撮れちゃったりして、お気に入りです。
じぇっとすとりーむあたっく?でるたえんど? |
RA:エクセレントモデルCORE クイーンズブレイド R-2 鋼鉄姫ユーミル 2PカラーVer. 完成品 |