CUT A REVIEW

涼宮ハルヒの憂鬱 キョンの妹 バニーVer. フリーイング版

メーカー:フリーイング 発売:2007/10
メーカー希望小売価格:8,800円(税込)

玩具

(フィギュア)1つ飾れば変態だが、100万個飾れば英雄だ…いや、たしかにそれはスゴイな。(それヒーローじゃないすか)

食玩ブームの始まりからもだいぶ経ち、昨今のフィギュアブームのおかげかフィギュア(女の娘なヤツ)を飾ることに対しての敷居はだいぶ低くなった気もしますが、それでも最初の一個目を飾るのは(例え自宅の自室でも)、割と抵抗があった気もします。
その最初の一個がポリストーン製の1/4水着さくら(神宮寺)だったり辺りに、はじめの一歩からそれかよ…と振り返るまーしゃです。

一般的に、女の娘フィギュアが飾られているシーンへの理解度を想像すれば、絶対に他者が入らないことを保証できる訳でもなければ自ずとその抵抗も自然なものといえるでしょう。
特に何らかの工事などで業者さんが(エアコンの修理とかね)部屋に入る可能性があったりすると、空間ごと消し去ってしまいたくなることもあります

とは言え、なにも自分の趣味をそこまで卑下する事もあるまい、「ん?うちの置物がなんか気になりますかな?」とさも当たり前の様に堂々と対応すれば、どうということもないでしょう。(問題なのは数だろ)

さて、ここから先にいわゆる自己の価値観に基づく線引きが行われる訳ですが…
レベル1.普通のもの、割と最近のものを辿ってみましたが、これなんか著しく肌色率が高い中では普通ですね、おっぱいはとんでもないですけど。
数にもよりますがこの辺はまだ大丈夫(根拠無し)、脱衣無しでもこういう方向はより高レベルと言えますね。

続いて、キャストオフものです。
中には脱衣前からだいぶ敷居の高いものもありますが、慣れてくるとどうということもないでしょう。(はい、ダウト)

そして大業物の世界…はい、「先日のアレ」とかですね。キャストオフ後はひとつ間違えば通報ものだと思ってます。
(参考:THEGさん、ダイキ工業 蝕乳2 相沢さなえレビュー…アクセル踏み抜いてますね)

さて、今日の命題は、人前に飾っているのをさらすなら、キツイのはどっち?

最近は大きいのに慣れてきたのか、箱を見た瞬間に「ちっせ〜」と思ってしまいました。(残念ですが、かなり重症です)

さすが幼女だ、1/4サイズでもなんともないぜ…という程小さくはないのですが、やはりこのところのインパクトからするとぱっと見大きく感じません。
そうは言っても、飾ろうとすると住宅事情に優しくないなというのは、すぐに実感できると思います。

付属品は、つけ替え用の手首(Vサイン)のみで台座もないという相変わらず実に思いっきりのいい製品構成です。(写真中の台座は自前で用意しましょう)
大きさ以外の要素で価格に反映しそうなものは一切排除した考え方は素敵ですね。
ひょっとして、鶴屋さん(AM)が先延ばしになってるのは、さすがに台座(補助)無しだと自立無理ってことなんでしょうか。

360度全方位から見ても全く問題ない見どころ満載な(主に下半身)一品ですね。
バニースーツの塗りも非常に素晴らしい質感と仕上がりになっています。

やや大きめの頭は可愛らしくは見えるものの、口の表現についてはやや難あり、大きさもあってか口の中(深さ)が見え方としてちょっと目立ちすぎなってしまうところがちょっと残念です。

首はボールジョイントの上に、前2作と異なりショートヘアの為に干渉もなく可動範囲は良好です、重さもあるので保持は今ひとつですが…。
ともあれ、表情付けに一役買ってるギミックで、さりげにうれしいところですね。

このバニーシリーズの見どころの一つに、網タイツの表現があったのは確かですが、常日ごろより生足派と網タイツ派の意見が相容れることは無かった訳ですが、今回については唯一解と言って良いでしょう…正解です。

貧乳というか、全く無い訳ですが…全国にはきっと「だが、それがいい」と言ってくれる人が多数いる事でしょう。
スーツの切っ先が余り気味に宙に浮いている訳ですが、その隙間がかなり神の領域に近づいていると思います。(相当覗き込んだね)

シリーズ通して、バニースーツの表現については実に素晴らしい作りでありますが、今回はモチーフにあわせて最大限踏み込んだ作りになっているのが、本気で飾りにくいフィギュアを目指しているんだなというのを感じます…サイズ以外にもね。

ウサミミの光沢感といい、この微妙な頭でっかち感がかわいすぎる
この隙間を確かめたくなるでしょ?でしょ?
ひっくり返すと本気でヤバイ、ミラーベースのありがたみがよくわかるものです
RA:涼宮ハルヒの憂鬱 キョンの妹 バニーVer. 完成品フィギュア フリーイング版
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